【世界中から関係者が集まるイベント】
今年で7回目を迎えた東京国際アニメフェア(TAF)2008は、過去最高の来場者数と出展企業という大きな成功を収めつつ終了した。
規模的な拡大もあるが、TAFの過去7年間の成功は、むしろ産業としてのアニメの確立とメデ
社団法人日本レコード協会は2008年3月21日、2007年の「年間音楽配信チャート」を公表した。音楽配信チャートは、「着うた」「着うたフル」「PC 配信」の3分野によって構成される。
これによると「着うた」「着うたフル」ともに1位はGReeeeNの『愛唄』であった。ダウ
【日米で大きく違うアニメDVDの価格】
日本のアニメDVDの販売価格は、しばしばオタクプライスと呼ばれることがあるように、実写映画やテレビドラマなどに較べてかなり高めに設定されることが多い。こうした価格設定はアニメ制作にかかる高い費用とその製作費の回収
【穏やかだった2007年】
2007年は、アニメビジネス界隈にとっては、比較的穏やかな年だった。過去数年に起きたアニメ関連企業のIPO(株式公開)やM&Aもほとんどなかった。
また、劇場映画ではジブリ映画や巨匠の大作はなく話題は少なかった。一方で、シリーズ作
【アニメ放映のビジネスは激変する】
ここで話は変わる。放送局の多極化である。2011年の地上波のデジタル完全移行で、放送ビジネスの景色は劇的に変わるといわれている。つまり、12個のチャンネルという限られた枠の特権を持っていた地上波局が、その他の多くのケ
2007年は、日本の株式市場全体にとって辛い時期であった。企業業績は全体として好調であったが、年間を通した株価は日経平均で年初の17322円が12月28日終値で15307円となるなど、伸び悩み下落した。
さらに投資家の資金は、一部上場の大手企業に集中する傾向が強か
今年1年間、アニメ!アニメ!の個別記事のアクセスランキングをまとめた。集計は2007年1月1日から12月30日までで、個別記事に対してのアクセス数で順位付けをしている。
アニメ!アニメでは月別のランキングも取っているが、年間ランキングは月別とはやや異なる結果にな
少人数でのアニメーション制作については、今年はプロの現場でも劇場公開された『Genius Party』やNHK『アニクリ15』など少人数で短編を制作するプロジェクトなどの動きもあった。
ここでは、個人・少人数で制作するアニメーションについて、そうした状況も念頭に入
【ネットの環境開発へ移行したFlash】
昨年はFlash誕生10周年というタイミングに合わせるかのようにFlashを利用するラレコ氏の『やわらか戦車』や蛙男商会の『THE FROGMAN SHOW』がメディアを賑わせた。
また、今年は6月からNHKのみんなのうたで放送されたうるま
Amazon.co.jpによる「Best of 2007」が発表された。これは、同社によるベストセラーランキングで、商品別とジャンル別の詳細にわたって発表された。
6位の『The World of GOLDEN EGGS』は、他のランキングとは一味違った層が支持していると考えられる。ユルい絵柄に独特なギャグは、視聴者を選ぶかもしれないが、一度ハマると中毒性が高い。
キッズステーション、MTV、Gyaoなどで放送され、全国的な知名度を誇り、ロン
ここ1、2年、米国市場で日本アニメのDVDが売れないことが現地を中心に問題になっている。実際に、今年になって米国の市場シェア第3位のジェネオン エンタテイメントUSAが北米市場からの撤退を決めたのは、こうしたマーケットを覆う不況のためである。また、同社以外の
12月4日、アニメやオンライゲーム事業を行うGDHの石川真一郎社長が、知的財産戦略本部コンテンツ・日本ブランド専門調査会コンテンツ企画ワーキンググループ第3回において、現在の海外のビジネス状況と自社の海外戦略を説明している。
これは今回のワーキンググル
11月17日、米国の日本アニメの違法配信ファイルを紹介する大手サイトAnime Sukiのフォーラムに、少し奇妙な投稿が掲載された。この投稿はAnimeSukiのスタッフ自身によるものである。
投稿によれば米国の大手ISPであるコムキャストが、同社のインターネット接続サ
この10月に大規模な映像事業部門の再編を行ったエイベックス・グループ・ホールディングスが、「映像事業再生プラン」と題した映像関連事業の今後の方向性を発表した。
この発表は同社の中間決算発表に合わせたもので、同社の今後の主要事業でもある映像事業の活性
アメリカのポッカルチャー業界情報誌「ICv2」が2007年の第3四半期(7~9月)のアメリカにおけるDVDのトップテンを発表した。
それによると第1位に輝いたのは『アフロサムライ』である。同作は、元々アメリカ市場向けに作られた作品であるが(当サイトインタビュー記
8月24日から26日まで、東京・秋葉原のAKIBA 3Dシアターで第6回東京アニメアワードフィルムフェスティバルが開催された。
フェスティバルは今年3月に選ばれた東京アニメアワードの受賞作品を紹介するものである。また同時に、韓国文化コンテンツ振興院との提携により
角川グループホールディングス(角川GHD)は、アニメや映画、ライトノベルからマンガ、情報雑誌まで様々なエンタテイメントコンテンツを持つ日本有数の企業である。
その角川GHDは過去1年でモバイルやインターネット上でのコンテンツ事業に積極的に関わろうとしてい