「ジャパン・エキスポ」会場内見聞録 【1】 | アニメ!アニメ!

「ジャパン・エキスポ」会場内見聞録 【1】

レビュー そのほか

 「ジャパン・エキスポ」が開催されたヴィルパント国際見本市会場はパリ郊外、シャルル・ド・ゴール空港から1駅の場所にある。
 東京ビッグサイトの東ホール全てと、西ホール1、2、4ホールを足した床面積に加え、ホール2つを3000人規模のライブハウスとして使うという、広々とした会場で行われた。なお、これだけ使ってもまだ見本市会場の半分である。

        4201.JPG

 こうした広々とした会場に、4日間でおよそ12万人の人々が訪れたのがジャパン・エキスポである。改めて数字に起こしてみると、日本でもないのにこれほど多くのマンガ・アニメファンが存在することに戦慄を覚える。
 木曜から日曜までの開催だったが、この時期、フランスの学生はすでに夏休みに入っており人出が多く、毎日来場したファンも多くいた模様である。最も人出が多かったのは土曜日で、親子連れが多かった。

 会場近くには数多くのホテルが建っており、そこからすでにコスプレで来場する人もいる。近くといってもバスで10分ほどの場所だ。
 バスの運転手はフランス国内ではまず見られないゴスロリの格好をした女性や、世界中でまず見られない「段ボール製の黄金聖闘士」といった奇異な集団に、「一体今日は何があるんだ?」(意訳)と突っ込みを入れていた。人として自然な行いである。

        1433.JPG

 会場は、マンガやアニメの出版社が直販を行う「企業ブース」と、ゲーム会社のデモンストレーションコーナー、同人誌を頒布するコーナー、剣道や少林寺拳法のデモを行うコーナーなどに大別される。
 このほか、ドリンクを頼むとスペース内のマンガを読み放題となる「マンガ喫茶」(禁煙)や、囲碁・将棋・トレカの対戦ブースなどもあった。とくに囲碁・将棋は、『ヒカルの碁』、『しおんの王』に影響されて始める人々が多く、日本文化を間接的に輸出することに貢献している。

        1346.JPG

 ゲーム会社のブースは出展社数は少ないながらも盛況で、新作の試遊台やステージなどが置かれていた。出展企業は、任天堂が最も大規模だった。Wii用ソフト『大乱闘スマッシュブラザーズX』が、EUでの発売直後と言うこともあり、大規模なプロモーションを行っていた。任天堂はEU本社とは別に、フランス任天堂本社を設置するほど、フランスを重要な拠点と認識している。
 このほか、バンダイナムコグループがブースを出展しており、新作の『ソウルキャリバー4』や、『テイルズオブヴェスペリア』のほか、『ドラゴンボール』や『NARUTO』のキャラクターゲームが高い人気を誇っていた。
 アニメ分野では『聖闘士聖矢』が未だに高い人気を誇っていて、聖衣のおもちゃが多数展示されていた。このほかSEGAやフランスのUbisoftが展示を行っていた。
【日詰明嘉】

ジャパン・エキスポ(パリ)公式サイト /http://www.japan-expo.com/
  日本語情報 /http://www.eurojapancomic.com/fr/japanexpo.shtml
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集