中国アニメ産業の現状
〜杭州アニメフェア、大連・北京石景山の動漫基地を訪れて〜 (3)
中国アニメ産業の現状
〜杭州アニメフェア、大連・北京石景山の動漫基地を訪れて〜 (2)
7月2日から北米最大のアニメ・マンガイベントのアニメエキスポ(AX)2009が開幕した。国内では「クール・ジャパン」の言葉と共に大きな期待をされている海外市場だが、過去数年間、DVD販売を中心に北米の日本アニメ業界は厳しい不況に陥っている。今回のAXはそうした
中国アニメ産業の現状
〜杭州アニメフェア、大連・北京石景山の動漫基地を訪れて〜
数土直志
[韓国企業の積極攻勢]
そうしたなか、MIFAにも数少ないが日本の企業が参加していた。ひとつは練馬アニメーション協議会の団体出展で、その中にはスタジオ雲雀やミルキーカートゥーンなど企業・作品の紹介が行われていた。もうひとつは東映アニメーションである。
数土直志
【同時展開のコストの問題】
勿論、明るい側面ばかりでない。そこにはむしろ大きな問題が横たわっている。つまり、こうして作られた流通網の維持コストを誰が負担するのか、そこから果たして投資に見合う利益をどのように回収するか現在は不明確である。
現実に、
3月18日から21日まで東京ビッグサイトで開催された東京国際アニメフェア2009では、蛙男商会作品などのプロデュースをするDLEが出展していなかったことも一部で話題となった。2006年から昨年まで出展していたDLEのブースは、小間数も多かったこともあり、これまではブ
【『AKIRA』 売り切れの驚き】
長期低落傾向が続くDVDやBlu-Ray Disc(BD)などの映像パッケージビジネスを中心に、相変わらず北米の日本アニメの業界には暗いニュースが続く。そうした中で久々に、明るいニュースが伝わってきた。
2月19日付けのICv2のニュースに
2000年以降のブロードバンド化につれ、2003年にYahoo!動画、2004年にGyaOが開始された。それらはマイクロソフトのWindows Media Video(wmv)で現在も配信が行われている。
その一方でマクロメディアは、Flashをデザイナー向けのツールから、より汎用性のあるコンテ
2009年スタートの国内海外同時配信は、コピー時代のアニメビジネスの救世主?
2009年スタートの国内海外同時配信は、コピー時代のアニメビジネスの救世主?
2009年スタートの国内海外同時配信は、コピー時代のアニメビジネスの救世主?
アニメ!アニメ!では、年間におよそ2500の記事を配信している。その中から1年間(1月1日から12月30日)までの、アクセスの高かった人気記事ベスト10をピックアップしてみた。
上位10エントリーは「ガンダム」や「マクロス」といった一般的な話題作のニュースより、
海外に続いて日本でも映画やアニメなどの権利保有者が、インターネットを通じて番組を配信する例が増えている。番組配信を開始する際に大きな課題になるのが、配信を行うサイトや配信する方法である。
動画配信サイトが一般化する中で、これまで今後大きな成長をす
【独自色の強い国際アニメーション映画祭】
8月6日から11日までの5日間、広島市のアステールプラザで第12回広島国際アニメーションフェスティバルが開催された。
手塚治虫の希望に沿うかたちで1985年に第1回が開催された広島国際アニメーションフェスティバルは、
パリにもアニメ・マンガファン向けのマニア向けのショップがあるらしいと聞いて、ジャパンエキスポで訪れたパリの地で早速出かけてみた。
こうしたショップは市内に幾つかあるようだが、今回行ったのはパリ中心部の北東に位置する「Manga Distribution