栃木県宇都宮市の作新学院高校は、2009年度より漫画やアニメを活用した授業を開始する。この試みは同校が創立123年を記念して行う「『作新力』プロジェクト」の一環である。 9月28日に創立123年記念講演会として、漫画家の里中満智子氏による記念講演が同校で行われ
京都大学と京都精華大学、京都の中心にキャンパスを構える2つの大学が、マンガの研究や広報分野で連携を行うことが明らかになった。9月17日に、京都大学総長と京都精華大学学長との間で、連携のための基本協定が締結された。 協定のきっかけは、京大が同大学の最先
2008年9月4日(木)の「クレヨンの日」に インターネット上に「のはらしんのすけ儀塾大学」が開校した。 のはらしんのすけは言わずと知れたマンガ『クレヨンしんちゃん』の主人公。彼を学長としたインターネット通信教育のサイトとなる見込みだ。「のはらしんのす
明治大学は今年度の後期科目に新規講座として、日本の広いポップカルチャーをテーマにした「ソフトパワー論」を開講する。明治大学は2008年4月から国際日本学部を開設しており、日本文化コースや日本社会システムコースで現代アートや文化、そのルーツとなる伝統文化
「第1回国際ガンダム学会」の設立に向けた準備会議が8月24日、広島市文化財団アステールプラザ市民ギャラリーにて開催される。この夏広島市で行われている広島アニメーションビエンナーレのメインプログラム「ロボットアニメEXPO」に合わせたものである。 「国際ガ
7月28日、国際ガンダム学会と広島アニメーションビエンナーレ2008実行委員会は、8月24日に「国際ガンダム学会」設立記念シンポジウムを開催することを明らかにした。 これにより放送開始から30年近い人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』を学問的に論じる組織が
学術誌『唯物論研究』を発行する季報『唯物論研究』刊行会は、今年6月に刊行した第106号の特集で「アニメ批評のエクソダス」を取り上げている。 「アニメ批評のエクソダス」は、「アニメ批評とは何か」という問題意識を世に問うものとして特集した。同誌は現代問題
『機動戦士ガンダム』シリーズなど数々のアニメ作品の監督で知られる富野由悠季氏が、東京大学工学部の講演会で「工学の夢とロマン」を語る。これは東京大学工学部が開催する連続企画「テクノドリーム」で、富野由悠季氏は第1回のゲストとして招かれる。 「テクノド
1979年に登場し、日本のアニメ界だけでなく、様々カルチャーシーンに影響を与えてきた『機動戦士ガンダム』をモチーフに、学問的な研究を行う組織が誕生するようだ。詳細は不明だが、今夏、開催される広島アニメーションビエンナーレの公式サイトの一角に、「国際ガン
BIGLOBEと東京造形大学は4月24日、学生を中心とした若手クリエイターおよび新たなビジュアルアートの才能を発掘・支援する共同プロジェクトを発表した。このプロジェクトはBIGLOBEと、東京造形大学が相互に連携して進める。
日本で数少ないアニメーション史研究家の津堅信之氏が、この4月からアニメーションに関する新しいブログを公開している。 「津堅信之のアニメーション研究資料図書室」と名づけられたブログは、その名前の通り国内外のアニメーション関連資料を系統だって紹介するこ
千葉大学は平成17年同大学内で発見されたウォルト・ディズニー制作の初期アニメーションのオリジナル制作資料約250点を、米国のウォルト・ディズニーに返還することを決定した。制作資料にはセル画や背景画、コンセプトアート、ストリーボードなどが含まれる。 いず
コンピューターグラフィクスとアニメーションの世界的なイベントとして知られるSIGGRAPH。昨年、SIGGRAPHで審査委員の圧倒的な高評価のなかで最優秀賞(Best of Show)を受賞した作品がグジェゴシ・ジョンカジツキ監督による『ARK(箱舟)』である。 作品は、未知
若い世代のアニメ制作の才能発掘や支援、育成を目的とする第一回アニメ甲子園が、昨年はじめて開催された。 大会は作品を募集するだけでなく、大会を通じてアニメ制作することで、若い世代がアニメ制作技術を学び、自己表現の力を伸ばすことをサポートする。全国の
米国ペンシルバニア州にあるテンプル大学は、大学生に向けた特別海外研修プログラムとして「日本のポピュラーメディアの研究:マンガとアニメ(Studies in Japanese Popular Media: Manga and Anime)」を5月から7月に開催する。 プログラムは「アジア研究:アジア研
SFアニメはテレビアニメ誕生の『鉄腕アトム』の時代から、日本アニメ最大のテーマである。そして『アトム』や『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『攻殻機動隊』といった作品は、実際のテクノロジー開発に関わる人々のクリエテイィブを刺激してきた。 こう
インターネットを利用したアニメ作画の指導を行う「テレコム・アニメーションのアニメ塾EX」が2月4日からリニューアルオープンした。リニューアル後はこれまでのカリキュラムを見直し、より実践に即した指導を目指す。 アニメ塾は2001年にスタート、インターネット
フランスで日本文化紹介事業を行うパリ日本文化会館は、3月15日、17日に手塚治虫の『新宝島』出版から60年を迎えた日本マンガの分析を行う国際シンポジウム「マンガ、60年を経て…」を開催する。 国際シンポジウムはフランスを中心に日本のマンガ研究で国際的な取り
芸術と科学の融合領域を研究分野とする芸術科学会は、3月28日に東京ビッグサイトの会議棟でCGとマルチメディアに関する論文コンテスト「第7回NICOGRAPH 春季大会」を開催する。 開催にあたり芸術科学会は、国際CG大賞と優秀論文コンテスト、電子ポスター部門の3つを
数多くのアニメ作品で知られる押井守監督が、この4月から東京経済大学コミュニケーション学部の客員教授として教壇に立つ。 東京経済大学は、押井守監督も縁が深いプロダクション I.Gや竜の子プロダクションにも近い東京都国分寺市に位置する。経済系・法学系を中心
米国で日本のアニメと文化の研究家として知られるスーザン・ネイピア タフツ大学教授が、日本アニメを研究・分析する新刊『印象派からアニメまで-西洋の心の中にある幻想とカルトとしての日本-: FROM IMPRESSIONISM TO ANIME Japan as Fantasy and Fan Cult in the Mi
学習院大学文学部は、2008年の1月10日と17日の2回にわたって「線で捉え、描き、動かす セル・アニメーション映画における身体表現」と題した無料の講演会を開催する。 講演会の講師は、数多くのアニメ作品の監督や作画を行ってきたスタジオジブリの高畑勲氏と、日
アニメーションに対してアカデミックな面からのアプローチを目指す日本アニメーション学会は、12月9日に「アニメーション理論の確立に向けて」と題したシンポジウムを東京・世田谷の日本大学文理学部で開催する。 日本アニメーション学会によれば、近年アニメーショ