2013年 大阪市にマンガ特化の大学設立目指す | アニメ!アニメ!

2013年 大阪市にマンガ特化の大学設立目指す

ニュース

大阪で専門学校を運営する学校法人上田学園が、マンガ関連の教育に特化した4年制大学設立を目指している。2012年4月13日、文部科学省は本年3月末に申請のあった平成25年度開設予定の大学と大学院大学を公表した。
今回申請されたのは4年制大学3校、大学院大学1校である。このうち4年制大学のひとつが上田学園による大阪総合漫画芸術工科大学である。
今後、文部科学省は大学設置・学校法人審議会にて大学設置を検討のうえ、設置の是非を判断する。

申請によれば同大学は、当初は漫画・コミックアート学部デジタル漫画・デジタルコミックアート学科のみを設置する。単科大学としてのスタートを目指す。初年度の入学定員は90名、このほか3年次編入生枠20名を設ける。
漫画と工科といった少し見慣れない大学の名称は、本校がデジタルマンガ分野に特に力を入れているためとみられる。デジタル漫画・デジタルコミックアート学科という学科の名称からもこれは窺える。

設立を申請した上田学園は、大阪総合デザイン専門学校と上田安子服飾専門学校を経営する。その前身となる上田安子服飾研究所も含めると、1941年から70年以上にわたり主にファッションとデザイン教育を行ってきた。そうした経験を踏まえて、クリエイティブに関連のあるマンガ教育を目指す。
近年、国内の若年人口が減少するなかで、新設の大学、大学院、学部・学科の認可は年々厳しくなっている。そうしたなかで介護やITなど、今後成長が見込まれる産業に関連する分野の認可は比較的下りやすい。国が産業振興に力を入れるコンテンツやデジタル分野もそうしたなかにある。大阪総合漫画芸術工科大学も、そうした流れにありそうだ。

一方、近年は,マンガやアニメーション、ポップカルチャーに関連した大学教育の場が広がっている。関西では京都精華大学マンガ学部の成功がよく知られている。また、明治大学の国際日本学部におけるポップカルチャー領域の研究、教育も注目されている。
これまでは数が少ないゆえに、特定の大学に志願者が集中する傾向が強かった。しかし、教育の場が増えることで、大学間の学生獲得競争も激化しそうだ。
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

  • 大阪芸大にキャラクター造形学科新設 画像 大阪芸大にキャラクター造形学科新設
  • 京都精華大 マンガ学部にギャグマンガなど新設2コース 画像 京都精華大 マンガ学部にギャグマンガなど新設2コース
  • 東京工芸大学にマンガ学科構想(6/19) 画像 東京工芸大学にマンガ学科構想(6/19)

特集