日本マンガ学会は、6月23日、24日の2日間、東京・神田駿河台の明治大学駿河台キャンパス・リバティタワーにて日本マンガ学会第12回大会を開催する。期間中、研究者によるマンガ研究の成果の発表がされるほか、「マンガと同人誌」をテーマとしたシンポジウムが行われる。日本マンガ学会は、マンガ研究の深化や研究者の交流、マンガ情報の整理・公開などを目的に設立されている。大会での研究発表、シンポジウムは、一般にも公開されている。大会参加費は正会員が2日間1000円、学生会員2日間500円、一般は1日1000円、一般学生は1日500円となっている。大会2日間のうち23日は、主に研究発表に充てられる。発表は13時から3つの会場で行われ、現在20もの口頭発表がプログラムされている。研究テーマは作品の解釈から始まり、歴史や視覚的な側面を追究するもの、さらに近年、関心が高まる海外が関わるものなど多彩だ。口頭発表のほか、研究成果を掲示するポスター発表も5つ予定されている。こちらは24日12時から13時半の間に発表者による説明と参加者との情報交換を設けるとしている。24日のシンポジウム「マンガと同人誌」は、一般からの関心も高そうだ。プログラムは第1部「マンガ同人誌の歴史と役割」、第2部「二次創作の可能性と課題」から構成される。第1部のスタートが10時、第2部の終了が16時とかなりのボリュームだが、登壇者は多方面の専門家が並び、かなり充実したものが期待出来そうだ。1部のパネリストは、マンガ家・アニメ演出家の真崎守さん、ライターの霜月たかなかさん、マンガ家の波津彬子さん、コミティア代表の中村公彦さん、神戸松蔭女子学院大学教授の村上知彦さんが司会を担当する。第2部はマンガ家でJコミを主宰する赤松健さん、角川書店代表取締役社長の井上伸一郎さん、弁護士の福井健策さん、同人誌研究家の三崎尚人さんらがパネリストになる。司会は明治大学国際日本学部准教授の藤本由香里さんが務める。会場となる明治大学は国際日本学部を中心に、近年、日本のポップカルチャー分野の研究を牽引する存在となっている。今回の大会もマンガ研究と作品所蔵の米沢嘉博記念図書館の協力も行われている。日本マンガ学会 公式サイト/http://www.jsscc.net/日本マンガ学会第12回大会/http://www.jsscc.net/taikai/12詳細は上記サイトに確認ください。主催: 日本マンガ学会協力: 米沢嘉博記念図書館日時: 2012年6月23日(土)・24日(日)場所: 明治大学駿河台キャンパス・リバティタワー
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