明治大学国際日本学部は中国を代表する大学である北京大学にて、日本のアニメ・マンガ文化をテーマにした特別講座を実施する。5月31日に「日本マンガ・アニメカルチャー先端講座」と題した講座を設け、日本からの講師陣が日本のポップカルチャー文化について中国の学生にレクチャーする。 講座は二部構成となる。『少女革命ウテナ』や「セーラームーン」シリーズで知られる幾原邦彦監督が、まずアニメ制作の歴史や現状をテーマに講演を行う。その後、明治大学の藤本由香里准教授と森川嘉一郎准教授が、日本のマンガやアニメについて解説を行う予定だ。 この講座は今年4月に明治大学国際日本学部と北京大学外国語学院日本言語文化学部が、出張講座に関する覚書が締結したことに基づくものである。学術交流を通じて日中の相互理解が行われる。 同大学の国際日本学部は2008年に開設したばかり、日本の現代文化・伝統文化を通じた国際人の養成を目指している。今回のプロェクトも、文化を通じた国際ネットワーク構築の一環となっている。 また、国際日本学部は、アニメやマンガなどポップカルチャーの研究に力を入れていることでも知られている。戦後の急成長しながら、学術的には手薄になっていたこの分野の研究を進める。 そうした中で明治大学はポップカルチャーの研究拠点として、東京国際マンガ図書館の建設を2014年度目標に進めている。200万点の収蔵を見込む東京国際マンガ図書館は、世界最大級のマンガ、アニメ、ゲームのアーカイブ施設となる予定だ。2009年には、先行施設としてマンガとサブカルチャーの複合図書館 米沢嘉博記念図書館もオープンしている。 今後もアニメやマンガなどを通じた、明治大学と国際日本学部の活動は益々活発化する。国際交流活動もそのひとつとして、重視されそうだ。明治大学国際日本学部 /http://www.meiji.ac.jp/
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