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bilibiliは日本のニコニコ動画のようなコメント機能を持った動画サイトであり、その名称も日本のライトノベル『とある科学の超電磁砲』の主人公・御坂美琴の愛称に由来している。そういった意味では日本コンテンツを愛するフォロワー的存在である。
一方、bilibiliは2018年にNASDAQ上場を果たしており「AnimeJapan 2019」初日に日本アニメの販売・流通を手がける米国企業Funimationとの業務提携を発表するなど、ビジネス面でのインパクトやメディアとしての存在感は最早フォロワーという域を超えたと言っていいだろう。
bilibiliブースでは中国産コンテンツの紹介に並んで日本のアニメのパネルも数多く展示されていた。
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またイベントステージではアニメ『五等分の花嫁』やVTuber・電脳少女シロ、RAB(リアルアキバボーイズ)など、日本のコンテンツに関するセッションが多く組まれ、多くの日本人ファンが詰めかけていた。
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ブース担当者によると、bilibiliはアニメ製作委員会への出資や海外での配信権獲得などをしており、既に日本のアニメを単に配信するのではなく、正式かつ積極的にアニメを作り送り出す側に回っているという。
また、上記のbilibiliステージを中国に生配信するのはもちろん、多くの配信クルーが「AnimeJapan 2019」のブースやステージを会場内の雰囲気を含めて生中継しており、中国のアニメファンはbilibiliを通じて「AnimeJapan 2019」全体を楽しめるようになっているという。
担当者は最後に「日本のアニメやコンテンツを世界に送り出すことが私たちの役目です」と語った。日本の企業やメディアも見習うことが多いのではないかと感じさせられた。
「AnimeJapan 2019」
パブリックデイ:2019年3月23日・24日
ビジネスデイ:2019年3月25日・26日
会場:東京ビッグサイト