京都精華大学マンガ学部は10月29日、30日に、「マンガとアニメーションの間に」と題した連続特別講義を開催する。 この連続特別講義は今年度から同大学の客員教授に就任した竹熊健太郎氏によるもので、密接な関係にあるマンガとアニメーションを、「時間芸術」とい
京都大学と京都精華大学、京都の中心にキャンパスを構える2つの大学が、マンガの研究や広報分野で連携を行うことが明らかになった。9月17日に、京都大学総長と京都精華大学学長との間で、連携のための基本協定が締結された。 協定のきっかけは、京大が同大学の最先
「第1回国際ガンダム学会」の設立に向けた準備会議が8月24日、広島市文化財団アステールプラザ市民ギャラリーにて開催される。この夏広島市で行われている広島アニメーションビエンナーレのメインプログラム「ロボットアニメEXPO」に合わせたものである。 「国際ガ
7月28日、国際ガンダム学会と広島アニメーションビエンナーレ2008実行委員会は、8月24日に「国際ガンダム学会」設立記念シンポジウムを開催することを明らかにした。 これにより放送開始から30年近い人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』を学問的に論じる組織が
学術誌『唯物論研究』を発行する季報『唯物論研究』刊行会は、今年6月に刊行した第106号の特集で「アニメ批評のエクソダス」を取り上げている。 「アニメ批評のエクソダス」は、「アニメ批評とは何か」という問題意識を世に問うものとして特集した。同誌は現代問題
1979年に登場し、日本のアニメ界だけでなく、様々カルチャーシーンに影響を与えてきた『機動戦士ガンダム』をモチーフに、学問的な研究を行う組織が誕生するようだ。詳細は不明だが、今夏、開催される広島アニメーションビエンナーレの公式サイトの一角に、「国際ガン
日本で数少ないアニメーション史研究家の津堅信之氏が、この4月からアニメーションに関する新しいブログを公開している。 「津堅信之のアニメーション研究資料図書室」と名づけられたブログは、その名前の通り国内外のアニメーション関連資料を系統だって紹介するこ
千葉大学は平成17年同大学内で発見されたウォルト・ディズニー制作の初期アニメーションのオリジナル制作資料約250点を、米国のウォルト・ディズニーに返還することを決定した。制作資料にはセル画や背景画、コンセプトアート、ストリーボードなどが含まれる。 いず
コンピューターグラフィクスとアニメーションの世界的なイベントとして知られるSIGGRAPH。昨年、SIGGRAPHで審査委員の圧倒的な高評価のなかで最優秀賞(Best of Show)を受賞した作品がグジェゴシ・ジョンカジツキ監督による『ARK(箱舟)』である。 作品は、未知
SFアニメはテレビアニメ誕生の『鉄腕アトム』の時代から、日本アニメ最大のテーマである。そして『アトム』や『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『攻殻機動隊』といった作品は、実際のテクノロジー開発に関わる人々のクリエテイィブを刺激してきた。 こう
フランスで日本文化紹介事業を行うパリ日本文化会館は、3月15日、17日に手塚治虫の『新宝島』出版から60年を迎えた日本マンガの分析を行う国際シンポジウム「マンガ、60年を経て…」を開催する。 国際シンポジウムはフランスを中心に日本のマンガ研究で国際的な取り
芸術と科学の融合領域を研究分野とする芸術科学会は、3月28日に東京ビッグサイトの会議棟でCGとマルチメディアに関する論文コンテスト「第7回NICOGRAPH 春季大会」を開催する。 開催にあたり芸術科学会は、国際CG大賞と優秀論文コンテスト、電子ポスター部門の3つを
米国で日本のアニメと文化の研究家として知られるスーザン・ネイピア タフツ大学教授が、日本アニメを研究・分析する新刊『印象派からアニメまで-西洋の心の中にある幻想とカルトとしての日本-: FROM IMPRESSIONISM TO ANIME Japan as Fantasy and Fan Cult in the Mi
アニメーションに対してアカデミックな面からのアプローチを目指す日本アニメーション学会は、12月9日に「アニメーション理論の確立に向けて」と題したシンポジウムを東京・世田谷の日本大学文理学部で開催する。 日本アニメーション学会によれば、近年アニメーショ
8月5日から9日まで、カリフォルニア州サンディエゴ市で開催された世界最大のコンピューター・グラフィックス(CG)のイベントSIGGRAPH2007は、参加者24000人を集めて終了した。 コンファレンスを主催するACM SIGGRAPHは、第35回になる来年のSIGGRAPH 2008をロサンゼ
日本デジタルゲーム学会は、9月24日から28日まで東京大学の本郷キャンパスで開催されるデジタルゲームの国際会議DiGRA2007の開催概要を発表した。 DiGRAはデジタルゲーム(コンピューターゲーム)の学問的研究の交流と成果を発表するために設立され、今年で3回目を
8月31日に、東京・六本木の国際文化会館で、日本のアニメーション文化創成期のクラシックアニメーションを紹介する上映会とトークショー「日本のアニメーションの『源流』を探る:昭和初期のサイレント・モノクロ作品を中心に」が開催される。 上映される作品は日本
10月11日から14日まで、東京・秋葉原でJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の一環として開催されるASIAGRAPH in Tokyo2007が、CGアートギャラリーの公募作品の募集を開始した。 ASIAGRAPH in Tokyo2007は、国内とアジア地域のCG分野の文化、研究、産
日本のマンガ文化研究の推進と相互交流を目指す日本マンガ学会は、6月16日、17日の両日に第7回日本マンガ学会を開催する。 学会は第1日目の京都精華大学で開催される研究者による研究発表と、2日目に京都マンガミュージアムで開催されるシンポジウム「世界の日本
世界で最も有名なコンピューターグラフィックスのイベントであるSIGGRAPHは、2007年大会の「次代の講演者:the next Featured Speaker」の講演者にグラフィックノベル作家のスコット・マックロード氏を決定した。
デジタルハリウッド大学は、26日に同校がこの4月から新たに開設する国際アニメ研究所とデジタルコンテンツ学科ジャパニーズアニメコースの開講を発表する記者会見を行なった。 研究所と新専攻の開講は1月に既に発表されているが、今回の記者にはデジタルハリウッドC
2月22日に、東京大学本郷キャンパスで「デジタル・コンテンツは大学を変えるのか?」と題した国際シンポジウムが開催される。 シンポジウムは、東京大学大学院情報学環が主催するもので、デジタル・コンテンツ創造教育や研究、人材養成における大学の役割をテーマに
ITやメディア分野の専門教育を行なっているデジタルハリウッド大学は、大学の付属研究機関として国際アニメ研究所を本年4月1日より開設する。 初代研究所長には、アニメの脚本家として『鉄腕アトム』などの数多くの代表作があり、作家でもある辻真先氏が就任する。