明治大学 米沢嘉博記念図書館オープン 一般公開も | アニメ!アニメ!

明治大学 米沢嘉博記念図書館オープン 一般公開も

10月31日、東京の御茶ノ水駅にほど近い駿河台に、米沢嘉博記念図書館がオープンした。米沢嘉博記念図書館は、マンガ評論家でコミクマーケット代表を長く務めた故・米沢嘉博氏の蔵書の寄贈を受けて明治大学が設立した。

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yonezawa.jpg 10月31日、東京の御茶ノ水駅にほど近い駿河台に、米沢嘉博記念図書館がオープンした。米沢嘉博記念図書館は、マンガ評論家でコミクマーケット代表を長く務めた故・米沢嘉博氏の蔵書の寄贈を受けて明治大学が設立した。
 その蔵書はマンガとサブカルチャーを中心に構成されている。日本でも数少ないマンガ分野専門の図書館となる。現在は、寄贈された14万冊のうち7万冊を収蔵、さらに残り7万冊も順次公開する予定だ。
さらに注目されるのは、来年1月から同人誌の公開も予定することである。同人誌を広く公開するのはこれまであまり例がなく、画期的な試みである。同人誌文化の研究の貴重な場を提供することになりそうだ。

 また、今回は大学付属施設でありながら、一般公開も行われるのも特徴となっている。明治大学の学生、教職員の利用は無料とし、それ以外でも会員登録することで施設の利用が出来る。
 会員登録は有効期間1年間の一般会員が6000円、1ヶ月会員2000円、1日会員は300円となる。ただし、1日会員は同人誌と1979年以前の資料の閲覧請求は出来ない。閲覧方法は館内貸し出しのみとなり、事前に購入するポイントカードにより、閲覧、複写のサービスを受ける。

 米沢嘉博記念図書館は、先頃、明治大学が発表した東京国際マンガ図書館(仮称)プロジェクトを構成するひとつでもある。2014年に設立を予定する東京国際マンガ図書館は、協力団体によるコレクション展示、ヴェネチア・ビエンナーレ「おたく」展、常設展など複数のプロジェクトを包括する。
 米沢嘉博記念図書館は、この先行施設ともなっている。その内容の充実は、今後登場するより大きなプロジェクトを期待させるのに十分なものと言えそうだ。

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 上記イメージ画像は2014年に開館を予定する「東京国際マンガ図書館」(仮)

米沢嘉博記念図書館 
/http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/index.html

開館時間: 平日(月・金のみ) 14時-20時 土・日・祝 12時-18時
休館日 火・水・木、年末年始、特別整理期間

■ 会員種別(18歳以上)
一般会員 1年 6000円/一ヶ月会員 1ヵ月 2000円/1日会員 1日 300円
*明治大学の学生および教職員の利用は無料。
■ 館内貸出しと複写サービスを利用は、プリペイド式ポイントカードで行う。
*詳細は上記サイトにて確認ください。
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