めぐみは、そんなキマリの側にいて、その行動をずっと側で見ているポジションのキャラクターだ。おっちょこちょいのキマリに対して、めぐみはしっかりもの。そんなめぐみが第5話「Dear my friend」で感情を爆発させる。 めぐみは気づいてしまったのだ。キマリがいつも自分を頼ってくれる優越感。でも、それは実は自分がキマリに依存していることにほかならない。キマリが自分の世界を手に入れ動き始めた結果、めぐみはそこに直面することになった。さらにそこに報瀬たちに、幼なじみのキマリを取られてしまったような嫉妬の気持ちも重なる。そんなめぐみの気持ちは、キマリたちの悪い噂を流すという形にまでなってしまった。 自分になにもないから、キマリにもなにも持たせたくなかった。そんなことを思う自分がイヤになったからこそめぐみは、キマリに「絶交」を告げにきたのだ。キマリは、その告白を涙とともに受け入れ、でも「絶交無効」といって駆け出していく。