また、映画と連動するかたちでコミカライズとノベライズの作品が発売される。マンガは人気イラストレーターのtoi8さんが、吉浦康裕監督の原案をもとに描きあげた。『サカサマのパテマ another side』は、家に代々伝わる空中で浮く不思議な指輪と、亡くなった祖父が夢見た別の世界をこの目で見てやると考えるミッコが主人公だ。全1巻で、スクウェア・エニックス(ビックガンガンコミックス)より10月25日に発売される。 小説は原作・吉浦康裕監督、涌井学さんがエイジとパテマの物語を綴る。こちらは小学館文庫から、全1巻で10月8日に発売となる。小説→マンガ→映画と、パテマの世界を追っていくことも出来るだろう。
さらに11月7日からは、『サカサマのパテマ』と『サカサマのパテマ another side』をテーマにした展示会が開催される。東京・中野ブローロウェイにあるスペースpixiv Zingaroにて、「サカサマのパテマ」&「サカサマのパテマ another side」展を開催する。 こちらは吉浦康督が描いた設定資料や絵コンテ、さらに各スタッフによるアニメ制作資料が並べられる。原画や美術など貴重な資料の数々である。さらにtoi8さんによる『サカサマのパテマ another side』複製原画も展示する。作品をさらに深く理解したい人向けだ。 この秋に始まる『サカサマのパテマ』は映画だけでなく、いろいろなかたちで楽しめる作品と言ってよさそうだ。