「サカサマのパテマ」11月9日公開決定、特報公開 吉浦康裕監督最新作  | アニメ!アニメ!

「サカサマのパテマ」11月9日公開決定、特報公開 吉浦康裕監督最新作 

吉浦康裕監督の待望の最新作『サカサマのパテマ』が、11月9日から全国公開されることになった。公開日決定と共に、いよいよ本格的に動きだす。

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(c)Yasuhiro YOSHIURA/Sakasama Film Committee 2013
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2008年にインターネットで公開、その後、多くの映画ファンの心を捉えて大きなムーブメントを生み出したアニメ作品が『イヴの時間』である。その吉浦康裕監督の待望の最新作『サカサマのパテマ』が、11月9日から全国公開されることになった。
本作は2012年2月に、『サカサマのパテマ Beginning of the Day』の配信が行われるなど、早くからその存在が明らかになっていた。劇場版の製作も決まっていたが、これまで情報が限られていた。公開日決定と共に、いよいよ本格的に動きだす。

このタイミングでの発表は、6月10日から始まっている世界最大のアニメーション映画祭 アヌシー国際アニメーション映画祭が、フランスで開催されていることに合わせたものだ。
『サカサマのパテマ』は映画祭に公式出品され、6月13日と14日に世界のアニメーション関係者、フランスのアニメーションファンの前に姿を見せる。本作が、一般客に向けて上映されるのはこれが初となる。現地では、発売数時間でチケットが完売するなど、すでに大きな注目を集めている。

『サカサマのパテマ』の舞台は、かつて大異変が襲った世界、そこは‘空’を忌み嫌う世界であった。その街アイガに住むエイジは、ある日‘サカサマの少女’パテマと出会う。地下世界から降ってきた彼女は手を放すと空に向けて落ちていきそうになる。
二人の出会いは、封じられた<真逆の世界>の謎を解く禁断の事件となった。アイガの君主イザムラは、サカサマ人を捕獲するよう命じる。
上下にサカサマのふたつの世界が存在する奇抜なアイディアは、ストーリーだけでなく、映像的にも見せ場が多い。吉浦監督が生み出した「サカサマ・トリップ・スペクタクル」が、この秋に話題を呼びそうだ。

原作、脚本、監督を、吉浦康裕監督が務める。『イヴの時間』の時間で見せた、独特な世界観が今回も注目される。また、音楽に『鋼の錬金術師』、『四畳半神話大系』などで活躍する大島ミチルさんが起用されているのもファンにはうれしいだろう。

また、今回のアヌシーへの公式出品を記念して、ニコニコ動画とGyaOでは、2012年に発表された映画本編の序章『サカサマのパテマ Beginning of the Day』の再配信をスタートした。近日、J:COM オン デマンドでも配信を開始する。
本作と密接に絡むストーリーだけにこちらも必見だ。



『サカサマのパテマ』
2013年11月9日(土) 全国劇場公開
配給: アスミック・エース
/http://www.patema.jp

原作・脚本・監督: 吉浦康裕
音楽: 大島ミチル
《animeanime》
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