映画「ホビット― 竜に奪われた王国」を生み出したWETAのマジック WETAワークショプで働く大橋将行さんに訊く 3ページ目 | アニメ!アニメ!

映画「ホビット― 竜に奪われた王国」を生み出したWETAのマジック WETAワークショプで働く大橋将行さんに訊く

世界最高峰の映像を映像・造形を生み出すWETAでの仕事とはどういったものだろう。WETAワークショップで、造形アーティストとして働く大橋将行さんにお話を伺った。

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■ リチャード・テイラーCEOとは?

WETAを支えるのは共同創設者のリチャード・テイラーさんとピーター・ジャクソン監督である。映画ファンには、その人柄についても気になるところだ。
大橋さんは、リチャードさんをこう評する。「リチャードはアートや特殊効果に対してとても情熱的で、僕は彼自身を世界の中でもトップクラスの映画制作者の一人だと思っています。そして、僕のあこがれの人物のひとりでもあり、僕がニュージーランドに渡航しようと思ったきっかけも、いつか彼と一緒にWETAワークショップで働くことを夢見たからでした。」その説明の言葉からも、どこかカリスマ性が感じられる。
そして、巨大オブジェの際にも、リチャードさんからは、細かなデザイン面やディテールについて常に話があったという。いまだ現場から離れない人物だという。
また、「リチャードは、アーティストに必要なものは、まず「情熱」つぎに「やる気」そして「粘り強さと才能」だと常日頃から言っています。彼はこの3つの要素がないと才能をフルに発揮できないと信じています。」と教えてくれた。

WETAのクリエイティブの情熱、そして大橋将行さんの情熱は、これからも大きなものを実現するに違いない。
最後に大橋さんからは、現在公開中の『ホビット― 竜に奪われた王国』について、「本当に素晴らしい映画でとても気に入っています!」とのメッセージをいただいた。

『ホビット 竜に奪われた王国』 全国公開中
<3D/2D/IMAX3D同時公開 HFR3Dも公開(※一部劇場にて)>
オフィシャルサイト: /http://www.hobbitmovie.jp
配給:ワーナー・ブラザース映画  

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