毎年、東京で開催される東京国際映画祭の概要が発表された。今年で18回目になる東京国際映画祭は、10月22日から30日までの間、六本木ヒルズと渋谷のBUNKAMURAをメイン会場に開催される。注目されるコンペティション部門の審査委員長は、『HERO』や『LOVERS』の監督で
カナダのモントリオールで開催されたモントリオールファンタジア映画祭2005で、日本のSTUDIO4℃制作、湯浅政明監督の『マインド・ゲーム』が第9回ファンタジア国際映画祭ベスト映画賞など多くの賞を獲得し大きな注目を集めた。今回受賞したのは、ベスト映画賞のほか
朝日新聞関西版のニュースによると、日本最古と思われるアニメーションフィルムが京都で見つかった。これまで日本最古のアニメーションフィルムは1917年制作の下川凹天が制作した『芋川椋三 玄関番の巻』とされているが、それより10年ぐらい古いという。 見つかった
京都精華大学はこれまでの芸術学部を再編し、2006年から新たにマンガ学部とデザイン学部を新設する。なかでも、アニメーションのクリエーター養成に特化したマンガ学部アニメーション学科はアニメーション分野での新たな教育のあり方として注目されている。 そのア
米国のロイター/ハリウッドレポーターによれば、日本アニメ『百獣王ゴライオン』の実写版映画『ボルトロン宇宙の守護者:Voltron: Defender of the Universe』の企画が米国の大手映画製作会社ニューラインシネマで具体的に動き始めている。劇場版『ボルトロン』は大作
7月24日の記事で日本貿易振興機構のアニメ市場のレポートについて 、“また、米国やアジアに較べて影が薄くなりがちな欧州地域についてのレポートも望みたい。” と書いたが、ジェトロはフランスに関するアニメ市場のレポートもアップした。『フランスにおける日本ア
『劇場版鋼の錬金術師‐シャンバラを往く者‐』の興行が好調な出足を見せている。これは、この春公開された『劇場版機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』の予想を越える好調ぶりと合せて大人向けの劇場アニメの現状について考えさせられる。 それはまた、昨年やはり大人
7月24日に日本貿易振興機構(ジェトロ)のアニメ、コンテンツ関連の調査レポートについて紹介したが、さらにもう一件興味深いレポートを発見した。『米国映画産業の実状と日本映画コンテンツ進出の手引き―ハリウッドの門をたたく、その前に―』である。 内容はタイ
7月23日に劇場公開した『鋼の錬金術師』は、週末の興行成績で第3位スタートとなった。1位は公開以来快進撃を続ける『スターウォーズ エピソード3/シスの復讐』、2位は『ポケットモンスター・アドバンスジェネレーション』であった。興行収入100億円超クラスを目指す
2004年4月に日本で公開されフル3Dデジタルのアニメーションとして話題を呼んだ『アップルシード』がフランスで8月31日に公開される。『アップルシード』は、フランスに先立ち米国でも今年の初めに公開されている。劇場公開自体は興行収入約13万ドル(1430万円)ドルと
米国の近現代美術の殿堂として知られているニューヨーク近代美術館(MOMA)が、『Anime!!』と題した、日本アニメの連続上映会を開催中である。上映会は、MOMAの映画・メディア部門の企画で、7月10日に既に始まっており9月まで続く。
日本貿易振興機構(ジェトロ)が本年6月に、『中国アニメ市場調査』と題した中国アニメ市場の実態について長文のレポートの編集を行っている。レポートは76ページからなり、中国のアニメ産業の流れや市場規模を中心にまとめたほか、北京、天津、杭州、南京、広州とい
Anime Expoを語る前に、まずAnime Expoとは何ぞや?ということを説明しなければいけない。
会場の様子についても触れておこう。大会は、フィルム上映会、アニメの描き方を覚えようといった類のワークショップ、マスカレードとも呼ばれるコスプレ大会と朝から晩までやっているダンスパーティー、朝から晩までやっているカラオケコーナーにゲームコーナー、カー
これ以外にも、展示場ブースとかコンサートとかオークション大会があり常に10数個のイベントが開催されていた。これだけイベントがあれば、どんなアニメファンでもきっと自分の居場所を見つけて一日楽しく過ごせるに違いない。 イベントの参加者は凄まじい勢いで
この7月にコネティカット州ハートフォード市で開催されたコネティコン2005は、参加者およそ3,000人、ビデオ上映やパネル、コスプレ大会からなる米国ではよく見られる中規模程度のアニメコンベンションであった。2003年に800人の参加で始まった同コンベンションは、順
17日のSF大会のパネル企画『コミックマーケットと日本マニア文化』が面白かった。内容は、コミケの歴史と伴に日本のアニメ、マンガを中心としたファン活動の流れを辿るものである。その中で80年代におけるファン活動が、その後のアニメやマンガビジネスに大きな影響を
7月14日付の米国の映画業界情報サイトのVarietyは、米国の大手映画会社ニューラインシネマが現在企画を進めている岩明均氏原作の『寄生獣』のマンガ実写化にスパーバイザーとして日本の清水崇監督と交渉中であると伝えている。
SF大会の参加者のファン投票により昨年発表された作品の中から特に優れたSF作品に与えられる第36回星雲賞が、第44回SF大会HAMACON2で発表された。星雲賞は9部門から成り立つが、アニメを含む映像作品に与えられるメディア部門賞には、谷口悟朗監督のSFアニメ『プラネ
押井守はかくも饒舌だったのか?と思わせるほどノリまくっていたのが、7月16日にパシフィコ横浜で開催された日本SF大会HAMACON2のパネル「押井守『立喰師列伝』を語る!!」であった。押井作品を世に送り出すアニメ制作会社プロダクションIGの石川光久社長の暴走発言
いよいよ夏休みが始まる。夏休みと伴に、子供や学生を狙った劇場アニメが公開される。最も注目は、TVシリーズで大ブームを巻き起こした『鋼の錬金術師』の劇場版映画『シャンバラを往く者』。『ハガレン』は、他のアニメ映画より比較的高い年齢層を狙った作品だからだ
世界最大のコミック展覧会のコミックコンインターナショナル2005が7月13日木曜日の夜に米国カリフォルニア州のサンディエゴ・コンベンションセンターで開催した。通称コミコンとして知られる同イベントは、今年で36年目になる。 元々は米国コミックのビジネスショー
米国東海岸最大の日本アニメのコンベンションで8月から3日間の予定で米国バージニア州ボルチモアにて開催されるOTAKON2005は日本からのゲストにキャラクターデザイナー/アニメーターの兼森義則氏と川元利浩氏、それにプロデューサーの丸山正男氏、監督の水島精二氏を