コラム・レビュー ニュース記事一覧(53 ページ目)
コンテンツ産業と有料放送市場のレポート
少し古いレポートになって恐縮だが、今年の2月にみずほコーポレート銀行産業調査部から「コンテンツ産業の育成と有料放送市場 -映像コンテンツ産業の発展に資する流通市場を構築するために-」という興味深いレポートがでている。日本のコンテンツ映像における有料放送
大阪のアニメーション産業のレポート
9月26日に大手調査機関の日本総合研究所は、大阪市のアニメーション産業の現状と産業活性化を目指したレポート『大阪におけるアニメーション産業の現状によると』を発表した。レポートは、大阪のアニメーション産業の規模が年間408億円で全国4719億円(2002年)のアニ
鋼の錬金術師‐シャンバラを往く者‐
テレビ放映で人気になり劇場展開されるアニメ作品の多くが、これまでのファンに対するサービス精神に溢れている。人気キャラクターの総出演や人気アーティストによる主題歌、あるいは劇場公開に先立つ舞台挨拶などもこれに入れていいかもしれない。
8月に公開され
フランスのアニメ市場のレポート
7月24日の記事で日本貿易振興機構のアニメ市場のレポートについて 、“また、米国やアジアに較べて影が薄くなりがちな欧州地域についてのレポートも望みたい。” と書いたが、ジェトロはフランスに関するアニメ市場のレポートもアップした。『フランスにおける日本ア
劇場アニメとテレビアニメ
『劇場版鋼の錬金術師‐シャンバラを往く者‐』の興行が好調な出足を見せている。これは、この春公開された『劇場版機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』の予想を越える好調ぶりと合せて大人向けの劇場アニメの現状について考えさせられる。
それはまた、昨年やはり大人
ジェトロの米映画市場のレポート
7月24日に日本貿易振興機構(ジェトロ)のアニメ、コンテンツ関連の調査レポートについて紹介したが、さらにもう一件興味深いレポートを発見した。『米国映画産業の実状と日本映画コンテンツ進出の手引き―ハリウッドの門をたたく、その前に―』である。
内容はタイ
『中国アニメ市場調査』レポート
日本貿易振興機構(ジェトロ)が本年6月に、『中国アニメ市場調査』と題した中国アニメ市場の実態について長文のレポートの編集を行っている。レポートは76ページからなり、中国のアニメ産業の流れや市場規模を中心にまとめたほか、北京、天津、杭州、南京、広州とい
『株でいこう!』発売中
”萌えと妹”を通じて株式ネットトレードを覚えようという素晴らしいコンセプト(^^;の株式投資本『株でいこう!お兄ちゃん、ネットトレーディングしよっ!』がいよいよ7月15日に発売になる。というか12日に既に出荷が行われているので、大手書店や秋葉原では今でも
日本アニメが米国で失速?
6月18日の日本経済新聞の夕刊が『日本アニメ、米で人気減速』と題した特集記事を組んでいる。記事の論調はかつて米国を席巻した日本アニメは既に人気がなくなってきており、日米合作に活路を見いだしつつあるというものだ。
日本アニメがより広いマーケットを目指し
宮崎監督と富野監督の教育観の違いについて
アニメや映像、ゲームについて述べているブログ『さて次の企画は』での、“Ζガンダム劇場版で見る富野と宮崎の教育観の違い”が面白い。記事の内容は若手育成に取り組まない宮崎監督と若手育成に熱心な富野監督の違いについて語っているのだが、僕自身も色々考えさせ
アニメ新雑誌創刊 インデックス
携帯端末を利用した情報配信大手企業インデックスは、子会社インデックス・マガジンから新たなアニメ雑誌を発売する。新雑誌のタイトルは『アニメーションRE(アールイー)』で7月号からの発刊になる。キャッチフレーズは“アニメの心を取り戻すトリビュートマガジン
ガンダムは何故生き残ったのか
5月28日に『機動戦士Zガンダム‐星を継ぐ者‐』が公開される。実に、俗に言うファーストガンダムから26年が経っている。正直、よく飽きられることもなく続いたと思う。実際、70年代から80年代に人気のあったアニメは数多かったが、ファミリー向けのアニメを除けば本当
アニメと日本映画産業
日本貿易振興機構の発行するJapan Economic Monthly第14号の中で『日本の映画産業動向』と題したレポートをまとめており、アニメ映画についても多くを言及している。
レポートによれば、2004年の国内映画市場は引き続き着実な回復局面にあったとしている。また、昨
マンガビジネス!
主にメディア関係の業界情報を扱っている雑誌『創』が、マンガビジネスの大きな特集を組んでいる。特集の内容は、マンガ出版の現状一般から海外進出、コミケの近況、アニメビジネス、さらには個別の作品を扱った記事まで幅が広い。現在のマンガビジネスのまとまった情
ディズニーランド50周年と日本のテーマパークの可能性
5月5日に米国カリフォルニア州のディズニーランドで、同パークの開園50周年記念イベントが行われた。キャラクタービジネスの本場とはいえ、その歴史の長さとそれを支えるミッキーマウスを初めとするキャラクターの息の長い人気には驚かされる。
この成功の秘密は
第6回コンテンツ専門調査会の議事録
首相官邸のホームページは、内閣総理大臣直属の知的財産戦略本部に設けているコンテンツ専門調査会の第6回調査会(3月31日開催)の議事録を公開している。コンテンツ調査会は、コンテンツビジネス振興に関わる調査、検討を行い内閣府に提言するために2003年10月に設置
『オタク市場』とは何か
昨年、オタク市場の大きさを2900億円市場と算出して話題を呼んだ野村総合研究所が、自社の広報誌であらためてオタク市場を追求して発表している。この広報誌『未来創発』では、『オタク市場を探るー新たなコンシュマーたちのパワーー』と題してオタク市場の可能性につ
韓国アニメは『ANIME』になりえるか?
韓国アニメーションが伸びている。韓国アニメーションは潜在的な日本アニメの脅威かもしれない。最近、そんなことを考えていた。そう思っていた時に、米国の映画興行成績の情報サイトBox Office MOJOで面白いものを見つけた。このサイトは、週別、年度別のほか、監督

