劇場公開も発表!個性的な4作品が集まったあにめたまご2016発表会【AJ2016】 | アニメ!アニメ!

劇場公開も発表!個性的な4作品が集まったあにめたまご2016発表会【AJ2016】

AnimeJapan 2016が開催されている。26日にはオープンステージにおいて「あにめたまご2016」発表会が行われた。

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2016年3月26日(土)と27日(日)に東京ビッグサイトにてAnimeJapan 2016が開催されている。26日にはオープンステージにおいて「あにめたまご2016」発表会が行われた。
登壇したのはシグナル・エムディより櫻井圭記プロデューサー、本多史典アニメーションプロデューサー、STUDIO4°Cより荻原知子プロデューサー、手塚プロダクションより大澤宏志プロデューサー、武右ェ門より高山清彦プロデューサーの5名。司会を日本動画協会の小林洋子が、コメンテーターを「あにめたまご2016」人材育成マネージャー・竹内孝次が務めた。

各作品の参加プロデューサーよりあにめたまご2016の成果報告および、今後の作品展開などが発表となった。まずシグナル・エムディは『カラフル忍者いろまき』のディレクターズカット版の制作を進行中と明かした。年内の劇場公開、及びBlu-ray&DVDの制作も決定している。
あにめたまご2016の際には24分程度だった作品時間も新作カットを多数追加し32分ほどの作品となる。またメイキングなども収録する予定とのこと。更には小林賢太郎監督が作詞を担当したオープニング/エンディング主題歌の制作など、多くの企画が進行中であることが明かされた。

STUDIO 4°C『UTOPA』は作中にさまざまな謎を残したままあにめたまご2016ではエンディングを迎えていた。それを受けて長編企画が進行していることが発表となった。田中孝弘監督が描いた新しい美術ボードから、まだまだ続く主人公・クイたちの冒険の旅がスクリーンに映し出された。
手塚プロダクションは『かっちけねぇ!』のTVシリーズ化計画と、手塚治虫の故郷・兵庫県宝塚市に設立されている手塚治虫記念館での上映予定を発表した。またデジタルツールの導入も進んでおり、本作では見送られたものの今後はToon Boomでの制作体制に移行していくようだ。

武右ェ門では高山が『風の又三郎』について、山田裕城監督の優しさや思想、世界観そのものが1つの形となったと評し、どのようにフル3DCG作品として制作されたのかメイキング映像を流しながら解説した。
その中で竹内が力説したのはキャラクターの芝居付け。電車の窓から顔を覗かせる少女のカットでも、武右ェ門および山田監督は車両で隠れる身体全体の動き(芝居)を作っていた。作画では映らない場所は省略のために描かないことも多いが、こうした緻密な人間の描き方を評価すべき点だと語った。

個性的な作品が集まったあにめたまご2016。4作品はまだまだ次の展開を期待できそうだ。さらに来年はアニメ誕生100周年だ。あにめたまご2017ではどのような作品たちが生まれるのだろう、今から楽しみだ。

AnimeJapan 2016
ビジネスエリア: 2016年3月25日(金)~3月26日(土)
メインエリア: 2016年3月26日(土)~3月27日(日)
場所: 東京ビッグサイト
《細川洋平》
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