「SHIROBAKO」木村珠莉、佳村はるか、千菅春香インタビュー-前編- キャラもキャストも5人全員がアニメ業界に飛び込む新人 | アニメ!アニメ!

「SHIROBAKO」木村珠莉、佳村はるか、千菅春香インタビュー-前編- キャラもキャストも5人全員がアニメ業界に飛び込む新人

オリジナルTVアニメ『SHIROBAKO』。舞台がアニメ業界の作品だ。宮森あおい役の木村珠莉さん、安原絵麻役・佳村はるかさん、坂木しずか役・千菅春香さんの新進声優3人に作品の魅力や収録についてお話いただいた。

インタビュー
現在放送中のP.A.WORKSによるオリジナルテレビアニメ『SHIROBAKO』。武蔵野アニメーションの新人制作進行・宮森あおいを中心に舞台がアニメ業界の作品だ。しかも登場人物は、実際のアニメスタッフを彷彿させるリアルさでファンのみならずアニメ関係者からも熱い注目を集めている。
このインタビューでは、『SHIROBAKO』が初の主演ともなった宮森あおい役の木村珠莉さん、あおいと同じく武蔵野アニメーションでアニメーターとして修行中の安原絵麻役・佳村はるかさん、新人声優の坂木しずか役・千菅春香さんの新進声優3人に作品の魅力や収録の裏側ついてじっくりとお話いただいた。
[取材・構成=川俣綾加]

『SHIROBAKO』
http://shirobako-anime.com/

[お話いただくかた]
木村珠莉(宮森あおい役)、佳村はるか(安原絵麻役)、千菅春香(坂木しずか役)

■ アフレコは緊張もしたけれど5人で良い関係性が築けた

―まずは、役が決まった時の感想を教えてください。

木村珠莉さん(以下、木村)
宮森さんの役でオーディションを受ける前は一度だけアニメに出演していたくらいで、あまりアニメでの声優経験がなかったんです。自分の中でも、演技に対して悩んでいた時期で「私はもう向いていないかもしれないから、やめたほうがいいんじゃないか」とも考えるぐらいでした。
そんな時マネージャーさんから連絡が来て「ちょっと木村さんの家の近くの喫茶店まで出て来てくれない?」と言われました。なかなか結果が出せないままだったので心の準備をしながら出向いたんです。いざ会ってからのお話も「ご両親は応援してくれてるの?」など真剣なもので……本当にもうだめなのかもと思ってたら、「『SHIROBAKO』の出演が決まったよ!」と教えてくれて、それまでの重たい雰囲気はフリだったみたいです(笑)

―マネージャーさんはサプライズしたかったんですね(笑)

木村
そうなんです。そのマネージャーさんは入社して最初の担当が私だったということもあって、すごく喜んでくださって。夜の路上で2人して泣きながら抱き合って……はたかみたらびっくりするような光景だったかもしれません。

fd

―佳村さんは絵麻役が決まった時はいかがでしたか?

佳村はるか(以下、佳村)
オーディションの時にすごく工夫してみたのもあって、嬉しかったです。

―どんな工夫を?

佳村
自分の中のキャラクターの印象とは違った演じ方をしてみたんです。大人しい子というのはわかっていましたが、仲間といる時は地がこんな風に出るんじゃないかと考えてみたり、「こんなに暗い声を出してもいいのかな」ってくらいに落としてみたり「ここは明るくやってみよう」など色々と考えてみてです。
それだけやっても受からないのがオーディションなので、決まった時は本当に嬉しかったです。しかもアニメ業界を描いた作品ですごく面白そうだと思いました。

fd

―菅さんは歌手活動をされてましたが声優は初ですよね。

千菅春香(以下、千菅)
『SHIROBAKO』まで声優のオーディションに受かったことがなくて、最初のきっかけは歌でした。アニメの主題歌を歌いながら、声優さんの仕事を間近で見ていてすごく憧れていました。『SHIROBAKO』の企画を教えてもらった時は自分のこと以前にこんな面白いアニメが作られるのかと驚きました。絶対面白そうだ、と思いました。
オーディションでは3役やらせていただきました。その中で一番しずかに親近感を抱きました。それは境遇もあるんですけど、セリフから見えてくる性格とか内面的な部分でも自分に近いものを感じたんです。しずかで決まったと聞いた時は嬉しかったです。同時に現実味がないというか、ふわふわしているような、夢を見ているような気持ちでした。

佳村
そうなんです。現実味がなかったです。

木村
2013年の11月に役が決まってかなり間があいていたので、本当にアフレコ始まるのかな?
もしかして夢だった? なんて思ったり。

佳村
収録は作品のなかで登場する『えくそだすっ!』のガヤの収録が最初だったので、こっちに変更になったのかもしれないって(笑)

木村
でも『えくそだすっ!』のガヤで始まったのは、良かったかもしれません。『SHIROBAKO』からだったら緊張しすぎて。収録前夜は眠れなかったのですけど、ほんのちょっとだけ心に余裕ができていました。

fd

―3人とも『えくそだすっ!』のアフレコが初対面でしたか?

木村
そうですね。3人で一緒にごはんを食べに行けたのもそれが初めてです。

千菅
お互いによく知らなくて、新学期で新しいクラスになったのと同じ状態で会ったのですごく手探りでした。お互い「よろしくね」みたいな。

木村
でもその日のうちに一緒にお酒も飲んで仲間になった感じです。

佳村
2人がすごくオープンでびっくりしました! ごはん食べに行こうかという話になった時もカフェとかじゃなくて、ちっすー(千菅さん)がいきなり「しゃぶしゃぶ食べに行きませんか?」って。

木村
よく覚えてるね(笑)

―チョイスが渋い!(笑)

佳村
鍋なんて仲良くならないとなかなか行かないのに。最初からすごく心を開いてくれてるんだと思いました。珠莉ちゃんもノリノリだったし。

木村
磯丸水産とか居酒屋系好きなんですよ! みんなで蟹味噌を食べたりしたい!

佳村
もう、そのオープンさが嬉しかったですね。

《川俣綾加》
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