あまりのシュールさで超話題のアニメCM『ゼウシくん』生みの親に迫る! | アニメ!アニメ!

あまりのシュールさで超話題のアニメCM『ゼウシくん』生みの親に迫る!

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/ダ・ヴィンチニュース「アニメ部」]

新海誠監督による大成建設やZ会といった企業のCM、東京ディズニーランドの少女の成長絵巻、そして実写ではあるもののスバルと『進撃の巨人』のコラボと、にわかに存在感を増しているアニメCMですが、なかでも断トツで異彩を放っているのが『おにくだいすき!ゼウシくん』(以下『ゼウシくん』、URL: / http://zeushi-kun.jp/)です。

『ゼウシくん』はJA全農が手がけるアニメCMで、毎週月曜20時からのバラエティ番組『ジェネレーション天国』内で放映されています。このアニメCMがスタートしたのが2014年1月、つまり立派な今期アニメのひとつ。1話あたり90秒と通常のアニメ番組に比べてとても短いのですが、愛らしいキャラクター、花澤香菜さんや内田真礼さんといった豪華声優陣、そして圧巻のシュールさで話題を呼んでいます。

そこで今回は、その仕掛け人であるJA全農の畜産総合対策部畜産販売課調査役の担当者に『ゼウシくん』に関する話を伺ってみました。

――まず『ゼウシくん』が生まれた経緯を教えてください。

担当:この数年間で飼料価格が上昇しており、国内の農畜産物の生産環境は非常に厳しい状況にあります。そのため、厳しい環境下にある農家の皆さんを応援したい、またそのような農家の皆さんが作った国産農畜産物をより多くの方々に召し上がって頂きたいという思いがありました。そこで幅広い方々に我々の想いを伝えるためCMを打とうとなったときに、これまでのようなイメージCMから趣向を変えて、アニメ化したCMを流すことでお子さん、さらに一緒に観るであろうご家族も国産農畜産物や全農のファンになってもらえるのでは、と考えたというのがきっかけです。

――『ゼウシくん』は元々いたキャラクターであるかのように、キャラクターや作風が定まっている印象があります。どういうコンセプトで生まれたのでしょうか?

担当:「国産農畜産物のファンを作る」という目的を広告代理店さんにお伝えしたところ、DLEさん(『秘密結社鷹の爪』などを手がけるアニメや映像の制作会社)との企画を頂いたのが原型です。

――やや毒が強いイメージがあるDLEと、JA全農という組み合わせが意外です。

担当:確かにイメージ的には少し遠いですよね。でも「90秒という短い時間でどれだけ視聴者のハートを掴むか、印象を残すかを考えると、癖がないと無理でしょう」という提案をされて。それで少しシュールで、クスッと笑えて、皮肉もあるような、そういうスパイスに長けたDLEさんにお願いすることになりました。「何だこれ」って思わせれば成功だと思っている部分はあります(笑)

――そう言えばアニメスタッフのお名前が主題歌中や公式サイトにもありません。

担当:そうですね。あくまでCMなので、主題歌にもテロップは入ってないんです。ちなみにアニメの監督であり、キャラクターデザインをしたのはDLEの大宮一仁さんです。これまで『ユルアニ?』の『ほんとにあった!霊媒先生』のアニメーターなどを担当されていたそうです。

――現在『ジェネレーション天国』で放映されていますが、この番組に決定した理由は?

担当:ほかの候補もありましたが、放送時間帯、そして「幅広い層に届けたい」という趣旨を考えて『ジェネレーション天国』がベストな番組だと判断しました。

――実際に放映されての手応えはどうでしょう?

担当:TwitterやSNSの反応を見ると好意的なものが多く、これまでJA全農や国産の農畜産物をあまり意識していなかった若い方々にも広まっているようですね。またお肉を販売しているスーパーから「曲を流したい」という依頼も頂いているので、徐々に浸透している手応えはあります。

――3月中旬現在、Youtubeにアップされている1話の再生数が16万を超えています。この数字はどう捉えていますか?

担当:予想以上です、というか数の目標すら作っていませんでした(笑)


▲こちらが『ゼウシくん』第1話。中毒性の高いOPだけでも観てみてください!

《animeanime》
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