シュールなギャグマンガに定評あるマンガ家中村光さんの代表作『荒川アンダー ザ ブリッジ』が、テレビドラマ化、そして劇場映画化されることが4月1日に発表された。テレビドラマは2011年夏、MBS・TBS系にて深夜枠にて放映される。また、劇場映画は、2012年春の公開となる。 『荒川アンダー ザ ブリッジ』は、2004 年より「ヤングガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載を開始した。ひょんなことから荒川の河川敷に住むことになった社長の御曹司 行と自称金星人のニノの恋の行方とその奇妙な隣人たちの生活を描く。 原作者中村光さんは、雑誌「モーニング・ツー」(講談社)で、『聖☆お兄さん』も連載する。2009年の手塚治虫文化賞短編賞も受賞した傑作である。いま最も注目される作家の一人である。 本作は2010年に新房昭之監督、シャフト制作で2期にわたりテレビ東京系でアニメ化され好評を博した。今回の決定は、こうした原作やアニメ版の人気も反映しているに違いない。中村光さんの奇妙な世界がさらに広がる。 テレビドラマ、映画ともキャストは今後発表とのことだ。一筋縄ではいかないキャラクターばかりだけにこちらも今後は目が離せない。今回のテレビドラマ化、映画化について、中村光さんは、「TV アニメにつづき、テレビドラマ化と映画化が決定しました。アニメだけでも満足でしたのに、ドラマと映画にもして頂けるなんて、感謝の気持ちでいっぱいです。脚本を拝見させて頂きましたが、原作を尊重して頂きながらも遊び心あふれる仕掛けがいっぱいで、とても楽しいです。演じてくださるキャストさんもイメージぴったりで、それにとても豪華です。こんな機会に巡り合えたのも、応援してくださる皆様のおかげです。ありがとうございます」と喜びを語る。また、本作の実写化に挑む飯塚健監督は、作品の映像化について「もう 3 年ほど前になるでしょうか。ですが、初めてお話を頂いた時の、あのわくわく感はまるで一昨日のように覚えています。ですがその直後、どんな映画脚本にしたらいいだろう、と生まれたての羊のように震えた、あのぶるぶる感もまるで昨日のように覚えています。その後、中村さんの寛大なマゴコロのもとで、村長と並ぶくらいの自由さで、話を書かせて頂きました。本当に、感謝の限りです。きっと明日は元気になる、とそんな作品にしたいと思っています」と意欲的だ。『荒川アンダーザ ブリッジ』公式サイト /http://autb.jp/原作: 中村光(掲載「ヤングガンガン」スクウェア・エニックス刊)
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