寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】 2ページ目 | アニメ!アニメ!

寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】

現在イギリスで生活中の声優・寿美菜子さんが、イギリスでどんな日常を送っているのか、寿さんの言葉でリアルに伝えていくインタビュー連載「寿美菜子のAnother Wonderland in the UK」。第11回は、ロンドンに珍しく雪が降った風景やバレンタインエピソードにも迫りました!

インタビュー
注目記事
寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】
  • 寿美菜子にとってのバレンタインは「スフィア結成の日」 幼少期の甘酸っぱいエピソードも【寿美菜子のAnother Wonderland in the UK 第11回】

■「〇〇が恋しい…」寿美菜子が求める日本の“あるもの”とは



――続いてもまた美味しそうな写真ですが……見た目もすごくかわいいですね。

寿:ですよね! これはホストマザーの手作りなんです。タルトに絶妙な甘さのクリームと、その上にフルーツが乗っていてすごく美味しかったです。

――次の写真は、バレンタインチョコでしょうか?


寿:お仕事でチョコレートを集める機会があって、購入した内の1つです。見つけた時に「すごく美味しそう!」と思って友達にシェアして、「買ったら送るね!」なんて言ってはいたのですが、びっくりするくらい賞味期限が短くて、「これはもう…私がいただくしかない!」と思い、ホストファミリーと映画を見る時や勉強する時に一緒に食べて、無事に全部たいらげました(笑)。

――寿さんがオススメする、イギリスのチョコレート店などはありますか?

寿:私が一番好きなのは「ホテルショコラ」です。昨年のアドベントカレンダーも買ったくらいで、そこのチョコレートティーも美味しいんですよ。

――続いてはシーフードのお写真ですね。寿さんが麺好きなのは有名ですが、これまでにご紹介いただいた写真は、鮮魚系が多い気がします。


寿:確かに、そうかもしれないです。ホストファミリーとの食事ではお肉を食べることはあるのですが、平日の自炊では「野菜か魚か」というチョイスな気がします。
イギリスのお刺身が思った以上に美味しいんです。日本にいるときより魚が好きになりました。

――料理をする機会も増えたのでは?

寿:日本にいる時は外食がほとんどだったので、イギリスに来てからは料理をすることが増えました。家から出ることも少なくなったので、あまり体が疲れていないから「ヘルシーで美味しいもの」を考えると、やはりお魚になってしまいます。

――お話を聞いていると、とても食を楽しんでいるように感じます。日本食が恋しくなることもあまりないですか?

寿:卵かけご飯が食べたいです! イギリスは卵を生で食べる習慣がないですし、半熟でもお腹が痛くなってしまったことがありました。
在英の日本人の方の情報を収集して、ちょっとずつ色んな卵を試してはいるのですが……と言ってもそんなに頻繁にお腹を壊したくないので、あまりチャレンジすることもなく今に至ります。日本の卵かけご飯が恋しいです……(笑)。

――食事といえば、ブログに「治一郎」のバームクーヘンにテンションが上がったと書かれていました。

寿:すごく大げさに聞こえるかもしれないのですが、「ずっと埋めていた宝箱を引き出した!」という感じがしました(笑)。イギリスにも和菓子屋さんはたくさんあるのですが、あの治一郎の“優しい感じ”はやっぱりなかなかないんですよね。

一口食べた瞬間に、頭の中に走馬灯のように治一郎との思い出が流れて、「美味しい!」「これを求めていたんだ!」と体が瞬時に思い出しました。

■「バレンタイン」にまつわる幼少期の甘酸っぱいエピソードに迫る!


――イギリスは日本と違い、バレンタインは男性から女性に愛を伝える日。「紳士の国」と呼ばれるイギリスなので、バレンタインのプレゼントもオシャレで凝ったものが多いのでは?

寿:本来は街中がバレンタイン仕様になるそうなのですが、このご時世もあってか「日本のスーパーにあるバレンタインコーナーと同じ感じ」というのが今の状況です。イギリスは、薔薇とチョコとカードをプレゼントするのがベーシックなんだそうです。


――“英国紳士”という言葉もあるほどなので、「イギリスの男性は紳士的だな~」と感じたエピソードを教えてください。

寿:エスカレーターやドアなどは、ほぼ必ず「お先にどうぞ」と譲ってくれますね。
また、これはイギリスの男性に限ったことではないのですが、素敵だなと思ったエピソードがありました。今、郵便局が人数制限していることもあって、毎回1時間近く並ぶんです。その時は窓口担当の女性が1人だけで一生懸命対応していたのですが、私の前に並んでいた男性が待ち時間が長くてかなりイライラしていたんです。

そのテンションのまま店員さんに八つ当たりしている人を日本で見かけたことがあったのですが、その時はいざ男性が自分の順番になると、女性に対して「How Are You?」という挨拶から入っていたんです。イライラしていても、お互い気持ち良い関係性であろうとする行動が「ジェントルだな」と感じました。

それって、簡単にできないことですよね。見ていてすごく気持ち良く感じたので、私もその日は「How Are You?」からやり取りを始めました(笑)。

――自分も心にゆとりを持って生きたいと思える、素晴らしいエピソードですね。バレンタインに話を戻して、何かバレンタインにまつわる思い出があれば、教えてください。

寿:私の中のバレンタインの印象として一番強いのは、「スフィア結成イベント」です。結成日が2009年2月15日なのですが、その時に「チョコ祭り」というイベントをやらせていただいて、そこでスフィア結成を発表させていただいたんです。

その時は、浜離宮(イベント会場)に来てくださった方にチョコ付きのメッセージカードをお配りしました。今じゃなかなかできないことだと思うので、すごく印象に残っていますね。

――甘酸っぱいエピソードなどはありますか?

寿:おそらく幼稚園のバレンタインが一番甘酸っぱいのではないかと思います。すごくたくさんの数のバレンタインチョコを渡したんです。好きな子がたくさんいたからなのですが(笑)、その後、バレンタインが過ぎてから好きになった男の子がいて「その子にもチョコを渡したい」とお母さんに言って、アポロチョコを自分で作るキットでチョコを作って、渡した思い出があります。

……今思うと、すっごくませた子どもですよね(笑)。

――(笑)。渡した時、男の子は喜んでいましたか?

寿:渡した時の反応は覚えていないのですが、ちゃんとお返しはいただきました。かわいらしいやりとりをしましたね。

――女子にとっては、友達同士でのやり取りもバレンタインの醍醐味ですよね。

寿:女子校だったので、みんなビジュアルを気にせず、そのままタッパーに入れて手作りチョコを持ってきていました。女子校あるあるです(笑)

――ちょうどスフィア結成日のお話もあったので、発売となった新曲「スクランブルデイズ」の聴きどころも教えてください。

寿:タイトルにもあるように「良いことも悪いことも、みんなで“交わり”ながら日々進んでいく」ということを伝えられたらと思って作りました。なので、ジャケットやMVにもファンのみなさんに参加していただいて、それにより1つの作品が完成しました。

「スクランブルデイズ」ジャケット

奇跡的な1曲が生まれたと実感しております。この曲を聞いて、大きな1歩じゃなくても、少しずつ動き出すきっかけになっていたら嬉しいです。ぜひ聴いてくださいね。

――ありがとうございました!

【寿美菜子のイギリス生活記 バックナンバー】


第1回 【寿美菜子のイギリス生活に迫る! ロックダウン中の現地模様、渡英に至ったスフィアメンバーからの言葉とは】
第2回【寿美菜子のYouTube撮影秘話に迫る! 「スフィアの4 colors LABO」の今後の展開も?】
第3回【寿美菜子さんは学校では“優等生キャラ”? クラスでのエピソードやハマっているものを明かす】
第4回【寿美菜子の“心が動いた瞬間”は? 自ら撮った写真と振り返る!】
第5回【寿美菜子がイギリスで落ち込んだ時に「元気づけてくれた人」とは!?】
第6回【寿美菜子、イギリスの海で大はしゃぎ! 29歳の誕生日を海外で過ごす思いも告白】
第7回【寿美菜子、アーティストデビュー10周年を振り返る! とくに影響を与えた楽曲とは…】
第8回【寿美菜子、イギリス2度目のロックダウンやスタジオ仕事の様子を語る】
第9回【寿美菜子の“2020年出来事ランキング”は? 3位スフィア全曲LIVE、2位渡英前、1位は…】
第10回【寿美菜子の音楽ルーツを探る! 作詞の原動力は「早見沙織ちゃん」の理由とは?】

寿美菜子 プロフィール
『泣きたい私は猫をかぶる』深瀬頼子役
事務所の同期である、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生とのユニット「スフィア」のメンバー。
《米田果織》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集