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劇場版「コナン ゼロの執行人」安室は敵か味方か…ビジュアルや特報からストーリーを推察

「劇場版コナン」シリーズ最新作『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』のストーリーを発表済みの情報から徹底推察。安室は敵か味方か、そしてその真意とは――。

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◆特報では衝撃のシーンの連続、安室の真意とは?

爆炎から飛び出してくる安室からはじまる特報は、気になる点が多い。まず「トリプルフェイスの謎の男」というナレーションが流れるとき、TVシリーズ「ギスギスしたお茶会」と思われるシーンと、本編でも見た事のない謎のシーンが登場した。「公安警察」という言葉と共に登場した拳銃を握っているシーンは、何かの任務についている時だろうか。
また、灰原がPCを操作している様子も映っている。TVシリーズの「ミステリートレイン」で灰原は黒の組織の裏切り者・宮野として安室に接触し、死んだように見せかけた。もし本作で関わることがあれば、何か進展があるかもしれない。というのも、安室の回想で灰原の母親であるエレーナが登場しているため、そのあたりが安室の真意のカギとなるかもしれないからだ。


そして、ドローンが何か運んでいる様子が映り、毛利小五郎が手錠をかけられている衝撃のシーンが続く。後ろには安室の部下である風見裕也がいるので、この件については公安警察が動いているようだ。

また、『純黒の悪夢』に続く激しいカーチェイスが期待できそうな車のカットも登場。明らかに地上ではないところで安室が拳銃を抜いたり、道路でのコナン絶体絶命の状況など、とんでもないシーンの連続である。
しかし、一番気になるのは最後の日本列島で大規模停電が起こっているところだ。停電を発生させるものといえば「ブラックアウト爆弾」や「電磁パルス(EMP)」。前者は最近ドラマ『そして、誰もいなくなった』で登場したこともある、送電施設の機能を停止させる爆弾だ。後者は『マトリックス』や『オーシャンズ11』で登場。「高高度核爆発」という高層大気圏で核爆発を起こすことによって電子機器に異常が起こり、停電を引き起こすという爆弾である。どちらも人体に影響はないが、大規模な停電によってどのような事態が起こるかは想像に容易い。派手な爆発はダミーで、その騒ぎに乗じてドローンが停電を起こす爆弾を運んでいるのかもしれない。

特報は「僕には命をかけて守らなければならないものがある」という安室の言葉で終わっているが、この真意がかなり重要になるだろう。劇場版だけでなく、本編にも大きく影響しそうだ。特報には少年探偵団に加え、黒田兵衛が登場していないのも気になる。そして、ラムの正体が黒田にせよ、進展する事によって黒の組織へまた一歩近づく事になるだろう。

ファンにとっても見逃せない一本となりそうな本作、引き続き次の情報を待ちたい。
《タカロク》
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