「Fate」今さら聞けない“聖杯戦争”―第1回 知っておきたい歴史や基本的なルールを解説 | アニメ!アニメ!

「Fate」今さら聞けない“聖杯戦争”―第1回 知っておきたい歴史や基本的なルールを解説

連載・コラム

2017年10月14日より劇場版『Fate/stay night[Heven’s Feel]』が公開され、大ヒットを記録している。発売から10年以上経つ『Fate』シリーズの人気は未だに健在で、アプリ『Fate/Grand Order』も新情報が出る度にSNS上で大きく話題となっている。
そうして年々新しいファンが増えていくコンテンツとなった『Fate』だが、原点である『Fate/stay night』シリーズに触れたことのない人も多い。というのも、アプリの他にも『Fate/Apocrypha』や『Fate/EXTRA』など様々なメディア展開をしているのも理由だ。新作アニメも控えているため、今後も増えていくだろう。

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とはいえ、「公開中の映画が気になる!でも設定を知らないから見ても分からないかもしれない」と不安を持っているファンも多いだろう。そこでアニメ!アニメ!では聖杯戦争の基本的ルールや知っておきたい知識を「今さら聞けない聖杯戦争」と題し、短期連載でお届け。映画を見る前でも見た後でも、より深く理解できるように解説していく。

※『Fate/stay night』基準の内容なので、他シリーズの聖杯戦争とは内容が異なる部分も含まれます。
※分かりやすく説明するため砕けた言い方をしています。

第一回目は聖杯戦争のルールについて。始まった経緯についての詳細は次の連載で書くので、この聖杯戦争のおおまかな概要を説明したい。

◆聖杯戦争とは?
一言で言うと「聖杯を求める者同士の戦い」。「聖杯」というのは、なんでも叶う願望機であり、戦い合って残った一組だけがその願いを叶えることができる……というのが表向きだが、真の目的はストーリーの後半で明かされる

聖杯戦争は魔力の充実した日本の冬木市に魔術師たちが集まり、聖杯システムを構築したことによってはじまった。このはじめに集まった魔術師がアインツベルン・遠坂・間桐であり、この3つは「御三家」と呼ばれる。本作の聖杯戦争に参加するイリヤ、凛、慎二の先祖にあたる。

聖杯戦争の第一回目は1800年頃に行われ、その後は約六十年周期ぐらいで開催されている。なぜ周期があるかと言うと、七騎の英霊を呼び出す魔力をためるのに時間を要するからだ。
なお本作での聖杯戦争は第五次にあたり、第四次聖杯戦争(『Fate/zero』)のわずか十年後に行わているが、これは第四次であまり魔力を消費しなかったために、魔力の繰り越しができたからである。

◆マスターとサーヴァント
聖杯戦争に参加できるのは7人の「マスター」であり、それぞれ使い魔として「サーヴァント」と契約し、聖杯をめぐる戦いに身を投じる。
マスターは、通常、魔術師がなるものではあるが、一般人でもなれる。ただし一般人だと戦闘時に対応が難しく、狙われたりサポートができなかったりするのでリスクは高い。またサーヴァントを失うとマスターではなくなるが、その後別のサーヴァントと契約する事も可能だ。

「サーヴァント」とは、英霊が現世に召喚された存在であり、一種の使い魔である。ただ普通の使い魔とは比べ物にならないくらい強力だ。召喚されるのは、歴史上の人物や、万人の知る創作上の登場人物など。この英霊の召喚には膨大な魔力が必要なため、聖杯戦争のような魔力レンタルサービスがないと呼ぶのが難しい。
またサーヴァントには七つのクラスがあり、それぞれセイバー、アーチャー、ランサー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーだ。どのクラスが引けるかは、召喚するまで分からない。

◆令呪
令呪とは、マスターになった証であり、聖杯戦争の大事なシステムでもある。マスターの体のどこかに三画赤く浮き出る紋章であり、その模様は人それぞれ違う。
また単なる証ではなく、「自分のサーヴァントに対しての絶対命令権」を有する。使用回数は三回までで、一回使うと一画減る。命令が具体的であればあるほど強制力が強くなり、たとえば作中で衛宮士郎が言う「来てくれ、セイバー!」が良い例。対照的に、遠坂凛の使った「言う事を聞け」という命令は、「言う事」に具体性がなく力が弱い。しかし、遠坂凛が優秀な魔術師のため、多少の強制力がある。令呪は重ねて使うことで、さらにその力が強まる。
令呪は使い切ることもできるが、サーヴァントがマスターに従っている理由の一つが令呪の有無なので、無くなったら刃向われる危険性もある。増やすには敵のマスターや監督役に交渉したり、奪わなければならない。

◆監督役
その名の通りで、聖杯戦争の監督役であり、マスターやサーヴァントを監視する役目を担う。聖堂教会というところから派遣されていて、本作では言峰綺礼が務めている。仕事はマスターの魔術師の確保、脱落者や被害者の保護、何か戦闘時に起きたトラブルのカバーなど。作中では色々な場所が破壊されたり、爆発したり、被害者が多く出ているため、聖杯戦争中おそらく一番地味で大変な役回り。そうした仕事のため、言峰以外の聖堂教会のスタッフたちも水面下で動き回っている。
ちなみに監督役は今までの戦いで使わなかった令呪を貯め込んでいるので、狙われることもある。

第一回目の連載はここまで。次の第二回目は「聖杯戦争の歴史・御三家の関係」を解説予定です。楽しみに。

『Fate/stay night[Heven’s Feel]』
《タカロク》
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