【知ってた?】ドラゴンボールの意外な豆知識【アニメトリビア10選】 | アニメ!アニメ!

【知ってた?】ドラゴンボールの意外な豆知識【アニメトリビア10選】

【アニメトリビア10選】と題してアニメに関するトリビアを紹介する本企画シリーズ。第一回は『ドラゴンボール』を取り上げます。

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バラエティ番組『トリビアの泉 ~素晴らしきムダ知識~』の影響から、「取るに足りないさま、些末的」を指す“トリビア”という単語は、「つい人に教えたくなってしまうような雑学・知識」という意味でも定着しました。わたしたちが普段なにげなく視聴しているアニメにも、こういったトリビアは多数存在しています。
【アニメトリビア10選】と題してアニメに関するトリビアを紹介する本企画シリーズ。第一回は『ドラゴンボール』を取り上げます。

■1、悟空が「オッス!オラ悟空」と挨拶するのは次回予告だけ

主人公・孫悟空の代表的な台詞といえば、やはり「オッス!オラ悟空!」が浮かぶ方も多いはず。物真似や「オッス!オラ○○!」という言い換えでもお馴染みのこのフレーズですが、実は劇中では一度も使われていません。次回予告の際に悟空役・野沢雅子さんがアドリブで発したものが、そのまま名台詞として定着しているようです。

■2、クリリンには鼻がなく、皮膚呼吸ができる

『ドラゴンボール』世界において、死亡シーンが多く損な役回りながらも“地球人最強”と称されているクリリン。容姿では坊主頭についたお灸の跡が目を引きますが、それに加えて彼には鼻がありません。原作者の鳥山明さんは「特異体質で皮膚呼吸ができるから」と説明しています。

■3、「ミスター・サタン」はリングネーム、本名は「マーク」

お調子者でコミカルなキャラクターとして登場したミスター・サタンですが、物語後半ではセルや魔人ブウを倒すきっかけを作るなど、運も味方につけた活躍を見せました。アフロヘアーに口髭を蓄え、チャンピオンベルトを巻いた道着にマントを羽織っている外見はまさに「名は体を表す」という印象ですが、その本名は「マーク」という設定。ミスター・サタンは格闘家としてのリングネームとのことです。

■4、チチと亀仙人の「戦闘力」は互角

フリーザの「わたしの戦闘力は530000です」という台詞で有名な、『ドラゴンボール』キャラクターの強さを表す「戦闘力」。悟空の妻・チチは“130”、悟空の師匠である亀仙人は通常時で“139”と、意外にも大差のない数字が示されています。参考までに、地球の一般人とされる農夫は“5”です。

■5、天津飯は宇宙人「三つ目人」の末裔

亀仙人のライバル・鶴仙人の弟子として登場した天津飯。額に第三の目を持ち、「太陽拳」や「気功砲」、「どどん波」といった多彩な技で戦うキャラクターです。そのほか4人に分身する「四身の拳」や腕を4本に増やす「四妖拳」などの人間離れした技も体得していますが、これらは宇宙人「三つ目人」の末裔である彼が先祖帰りを起こし、その特異体質によって可能となったものです。

■6、ベジータには「ターブル」という弟がいる

サイヤ人の王子として生まれ、悟空にライバル心を燃やすベジータには原作に登場しない弟が存在しています。2008年開催の「ジャンプスーパーアニメツアー08」で上映されたアニメ『DRAGONBALL オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!』において、オリジナルキャラクターとして「ターブル」が描かれました。彼は好戦的な兄とは真逆のおとなしい性格で、声優は森田成一さんが担当。のちにTVゲームやトレーディングカードゲームにも登場しています。

■7、クリリンとミスター・サタンは同い年

田中真弓さんの声も手伝って若々しく見えるクリリンと、いかにもな“おじさん”として描かれているミスター・サタンは、なんと同い年。2人とも「エイジ736年」生まれとされています。ちなみに悟空は「エイジ737年」生まれで、彼らよりひとつ年下です。

■8、「太陽拳」はスキンヘッドじゃなくても放てる

「太陽拳」は“新鶴仙流”を極めた天津飯が編み出した、強烈な光を放つことで相手の目を眩ませる技です。天津飯、そして強化版の「百倍太陽拳」を繰り出したクリリンから“頭で太陽光を反射する”というイメージを持たれやすいですが、自らの気を放出する技のためスキンヘッドではないキャラクターも使うことができます。劇中では悟空とセルが、戦闘に太陽拳を取り入れています。

■9、ベジータが原作で「ギャリック砲」を使用したのは一回のみ

悟空の「かめはめ波」と同列に語られるベジータの「ギャリック砲」。アニメではたびたび目にする必殺技ですが、原作で使われたのは地球襲来時の一度きり。このほか「ビッグバンアタック」や「ファイナルフラッシュ」などのよく知られている技も、原作においては一回しか使われていません。

■10、“あと5分で消滅する”ナメック星でのフリーザ戦決着には4時間かかった

2015年に映画『復活の「F」』が制作されるなど、『ドラゴンボール』の悪役でも屈指の存在感を放っているフリーザ。アニメでは『ドラゴンボールZ』の「フリーザ編」における悟空とのラストバトルが語り草になっていますが、フリーザが「あと5分でナメック星が消滅する」ことを告げてから始まったその戦闘は、なんと4時間以上もの尺を割いて描かれました。
1991年6月26日放送の第97話「ナメック星消滅か!?大地を貫く魔の閃光」においてフリーザがタイムリミットを宣言していますが、実際にナメック星が爆発したのは同年9月4日放送の第106話「ナメック星大爆発!!宇宙に消えた悟空」と2カ月以上先のことです。

『ドラゴンボール』
(C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
《仲瀬 コウタロウ》
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