「あにめたまご2018」4つの制作受託団体が決定 作品タイトルも明らかに | アニメ!アニメ!

「あにめたまご2018」4つの制作受託団体が決定 作品タイトルも明らかに

文化庁の委託により行われている若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご2018」は6月5日、4つの制作受託団体が決定したことを発表した。

ニュース
注目記事
文化庁の委託により行われている若手アニメーター等人材育成事業「あにめたまご2018」は6月5日、4つの制作受託団体が決定したことを発表した。

「あにめたまご」は、日本国内のアニメ制作会社よりオリジナル短編アニメの企画を募集し、選出された4つの制作現場におけるOJTと若手育成講座(OFF-JT)を通して、若手のアニメーターを実践的に育ててゆく事業である。開始初年度にあたる2010年度は「PROJECT A」(プロジェクト・エー)としてスタートし、その後2011年度から2014年度にかけては「アニメミライ」、そして2015年度より「あにめたまご」の名称で実施されている。

このたび発表された4つの受託団体は、元サンライズ代表取締役社長の内田健二氏らからなる選定評価委員会の8委員によって決定された。
株式会社IMAGICAイメージワークスと株式会社ロボットは2社で1団体として、『TIME DRIVER 僕らが描いた未来(仮)』を制作する。監督は山元隼一氏が務め、プロデューサーには礒部亜希子氏、間宮良介、岩澤朋也、加納秀紀氏が名を連ねている。合同会社スタジオななほしとウザギ王株式会社も、同じく2社で1団体として『えんぎもん(仮)』を制作。監督は佐藤広大氏、プロデューサーは山口弘太氏が務め、3DCG作品となることが発表されている。
また株式会社トマソンは、『12バスターズ -Twelve busters- (仮)』の制作を発表した。沼田心之介氏が監督およびプロデューサーとして指揮を取る。3DCGで『Midnight Crazy Trail (仮)』を制作する株式会社ピコナは、ワタナベシンイチ氏が監督を務め吉田健氏がプロデューサーを担当することが明かされた。

現時点ではタイトルも仮題だという4団体によるアニメ。若手アニメーターに活躍によってどのような作品が生まれていくのか、今年度の「あにめたまご」も大きな期待を集める事業になりそうだ。

株式会社IMAGICAイメージワークス・株式会社ロボット
『TIME DRIVER 僕らが描いた未来(仮)』
監督: 山元隼一
プロデューサー: 礒部亜希子・間宮良介・岩澤朋也・加納秀紀
※2社で1団体として応募

合同会社スタジオななほし・ウサギ王株式会社
『えんぎもん(仮)』
監督: 佐藤広大
プロデューサー: 山口弘太
※2社で1団体として応募、3DCG作品

株式会社トマソン
『12バスターズ -Twelve busters-(仮)』
監督: 沼田心之介
プロデューサー: 沼田友之介

株式会社ピコナ
『Midnight Crazy Trail(仮)』
監督: ワタナベシンイチ
プロデューサー: 吉田健
※3DCG作品
《仲瀬 コウタロウ》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集