2010年代に入り、日本の若手アニメーターたちのために、文化庁の委託によって行われている文化庁若手アニメーター等人材育成事業、通称「あにめたまご」。 2017年も「あにめたまご2017」のプロジェクトを通して生まれるアニメーション4作品を紹介する完成披露上映会の開催が決定した。池袋HUMAXシネマズ シネマ1にて3月11日に行われる本上映会。そのMCに声優の近藤孝行、園崎未恵の2名が決定し、今年も盛り上がりを見せている。本プロジェクトが立ち上がった背景としては、有能なアニメーター、特に有能な原画マンが育ちにくくなっている日本アニメーション業界の厳しい現状があり、その対策の一環となっている。完成披露上映会は、完成された作品の披露と共に、制作を通した育成プロジェクトに参加した若手アニメーターによるトーク等を通して、「あにめたまご」プロジェクトの全貌を紹介する場ともなっている。今回も4社の制作会社の作品に若手アニメーターたちが参加している。株式会社スタジオコメットの『ちゃらんぽ島の冒険』、株式会社STUDIO4°Cの『RedAsh -GEARWORLD-』、日本アニメーション株式会社の『げんばのじょう -玄蕃之丞-』、SSS合同会社と株式会社スタジオ・ライブ、株式会社ワオ・コーポレーションの『ずんだホライずん』と2017年も個性的な作品が揃っている。そして今年のMCには声優の近藤孝行、園崎未恵がそれぞれ決定している。近藤は『「逆転裁判」シリーズ』の成歩堂龍一、『テニスの王子様』の大石秀一郎、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のぽっぽなど幅広い役を演じているほか、現在、月刊少年シリウスにて連載中の漫画『ナヴァグラハ DefenD 9 Triggers』の原作も務めている。そんなクリエイターとして活躍する近藤が若手クリエイターたちとどのようなトークを繰り広げるか気になるところだ。そして園崎も『ONE PIECE』のヴィオラ役、『遊☆戯☆王ARC-V』の紫雲院素良、『ファイナルファンタジーXII』のアーシェ・バナルガン・ダルマスカ、そして数多くの吹替えに出演する実力派だ。そんな園崎がどんな若手アニメーターたちに送る言葉はどのようなものか、こちらも要注目だ。2017年はどのような若手アニメーターたちが参加し、どのような作品に仕上がっているのか。今後のアニメ業界を牽引するクリエイターたちに、業界内外からも注目が集まっている。『ちゃらんぽ島の冒険』(C) スタジオコメット/文化庁 あにめたまご2017 『Red Ash -GEARWORLD-』(C) Beyond C./文化庁 あにめたまご2017『げんばのじょう ー玄蕃之丞ー』(C) 日本アニメーション/文化庁 あにめたまご2017『ずんだホライずん』(C) SSS・STL・WAO/文化庁 あにめたまご2017
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