11月9日に公開されたアニメ映画『サカサマのパテマ』が、すでに映画を観た人たちから好評だ。ぴあが発表する映画・満足度ランキングにおいて、公開直後に行われた出口調査のトップに輝いた。『サカサマのパテマ』は『イヴの時間 劇場版』の吉浦康裕監督による新作アニメである。今回調査の対象となったのは11月8日、9日に公開された新作映画9本で、『サカサマのパテマ』は満足度91.5%と観客から高評価を得た。本作は、10代から40代までの幅広い層から支持をされている。「予想を裏切るどんでん返しがたくさんあって夢中になった。もう一回観たい!」、「観るのにエネルギーがいるくらいストーリーが複雑で見応えがあった。大満足」、「パテマを見て、私たちも見る世界や角度が人によって異なるけれど、同じものを見て世界を、心を、共有できたら幸せなのだと思った」などといった感想が聞かれたという。同期間公開の作品の2位は、『劇場版 BAD BOYS J -最後に守るもの-』だった。満足度は90.5%。3位以下は、『ルームメイト』が89.7%、『四十九日のレシピ』が89.5%、『清須会議』が87.0%、『キャリー』が84.1%、『マイ・マザー』が81.4%、『THE ICEMAN 氷の処刑人』が80.4%、『いとしきエブリデイ』が80.2%となっている。 いずれも高評価だが、『サカサマのパテマ』が抜け出した。『サカサマのパテマ』は11月8日、9日に公開された唯一のアニメ映画である。9日は角川シネマ新宿(東京)、ヒューマントラストシネマ渋谷(東京)、京成ローザ10(千葉)にて、10日は大阪ステーションシティシネマ、そして吉浦監督の出身地である地元・福岡のTOHOシネマズ天神にて舞台挨拶が行われた。本作は全国16館からのスタートではある。今回の観客の満足度や感想から、今後の公開館拡大も期待したいところだ。『サカサマのパテマ』は、映画の外の関連企画も充実している。中野のpixiv Zingaroにて「『サカサマのパテマ』&『サカサマのパテマ another side』」展が11月19日まで開催される。11月16日13時からは吉浦監督のサイン会も予定する。サイン会は、会場で3000円以上の商品購入者を対象に先着で参加券を配布する。配布期間は11月16日12時30分までとなっている。[真狩祐志]ぴあ初日満足度ランキング/http://cinema.pia.co.jp/ranking/firstday/『サカサマのパテマ』/http://patema.jp/
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