善も悪もない、新たな学園ファンタジー『RDG レッドデータガール』 内山昂輝インタビュー 2ページ目 | アニメ!アニメ!

善も悪もない、新たな学園ファンタジー『RDG レッドデータガール』 内山昂輝インタビュー

4月からキッズステーションなどでスタートする期待の新作テレビアニメ『RDG レッドデータガール』。今回はそのキーキャラクターとなる少年、相楽深行役の内山昂輝にインタビュー。『RDG』の魅力を様々な角度から語ってもらった。

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内山昂輝さん
  • 内山昂輝さん
  • 『RDG レッドデータガール』 (c)2013 荻原規子・角川書店/「RDG」製作委員会

mjp■ いろんな入り口を持った、品のいい作品です

―― 物語の序盤の注目ポイントは?

―― 内山昂輝さん(以下内山) 
ネタバレしない範囲で言うと、第1話の冒頭にカラスが出てくるんですが、注意しておいてください。
収録中に、「実はこういう設定なんです」と教えてもらって、「初見じゃわかんないよ!」と思いましたけど、伏線になっているそうです。見るたびに発見があると思うので、何度でも見てほしいですね。

――『RDG』のタイトルは絶滅危惧種を掲載した「レッドデータブック」に由来していますが、内山さんにとって絶滅してほしくない、希少なものはありますか?

―― 内山 
自分にとって希少なもの……なんですかね? あ、ラジオかな。自分はそれほどテレビを見る習慣がないので、ラジオをよく聞いているんです。
今はradikoとかインターネットでも聞けるのでありがたいですね。ラジオは作業中にも聞けるからとても便利で、しかも今はポッドキャストが充実していることもあって、自分にとってはすごく大事なものです。メディアとしては古いものですし、テレビやインターネットに押されているところもあると思うんですけど、ラジオはまだまだ絶滅してほしくないですね。

―― 最後に見どころをお願いします。

―― 内山 
いろいろな要素があってはっきりジャンル分けできない、ひと言で説明するのがなかなか難しい作品です。ファンタジックな要素もあるし、引っ込み思案の少女が意見を言えるようになるまでの物語でもあるし、各キャラクターの魅力でも楽しめる、不思議な作品だと思います。
P.A.WORKSさんの作品には初めて参加させてもらったんですが、ある日ほぼ完成エピソードを見せてもらって。とても綺麗な映像で、しかも日常描写もすごく細かく描かれていて「これはすごいな」と思いました。

―― 先行PVも繊細でリアルな描写が非常に印象的でした。

―― 内山
泉水子みたいに自分の意見がはっきり言えない子ってたくさんいると思うので、そういう子達にとって心のよりどころになる作品になったら嬉しいです。学園ものでもあるし、ラブストーリーでもある、とにかく多くの楽しみ方を持った作品だと思います。
後半にはなかなか奥ゆかしい恋愛描写もありましたけど、収録中そういうシーンに差し掛かると、テストが終わった瞬間に「もう付き合っちゃえよ!」って声が一斉に上がるような感じでした(笑)。
とても品のいい作品になっているので、アニメファンの方はもちろん、お子さんから親御さんまで幅広い方々に観てほしいですね。


キッズステーション
/http://www.kids-station.com/

『RDG レッドデータガール』
/http://www.kids-station.com/program/detail/166721.html
キッズステーション:4月9日(火)より放送スタート
毎週(火)深夜0:00~深夜0:30 週替り※その他放送あり

「RDG レッドデータガール」 キッズステーション放送記念 プレゼントキャンペーン
/ http://www.kids-station.com/campaign/rdg/
《animeanime》
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