ミュージカル「薄桜鬼」沖田総司篇 新選組の新たなる物語 高浩美の アニメ×ステージ&ミュージカル談義 3ページ目 | アニメ!アニメ!

ミュージカル「薄桜鬼」沖田総司篇 新選組の新たなる物語 高浩美の アニメ×ステージ&ミュージカル談義

[取材・構成: 高浩美] ミュージカル「薄桜鬼」沖田総司篇 幕末を駆け抜けた新選組の新たなる物語「薄桜鬼」 歌でダンスで殺陣でダイナミックに、あの世界観が舞台に蘇る

連載 高浩美のアニメ×ステージ/ミュージカル談義
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■ 幕末の、『薄桜鬼』の世界がバージョンアップ!

プレイベントのトークショーも盛り上がった今回の公演、まずは客席扉から沖田総司登場で冒頭から盛り上がる、という趣向。そして、勢いのある殺陣で一気にヒートアップ。エンターテインメント性溢れる構成で観客のテンションを上昇気流に乗せる。『薄桜鬼』の特長である史実とフィクションのミックスで観ながらにして“幕末”時代のおさらいも出来る。

徳川家茂上洛、張り切る新選組のメンバー。“事実と非事実”が舞台で交錯、融合し、“化学反応”を起こして独自の空間が出現する。ダンス×殺陣は大きな見どころのひとつ。今、流行りのステップと殺陣を上手い具合にミックスさせてダイナミック、かつ躍動感溢れる場面を創造する。
今回は新たに雪村千鶴の兄である南雲薫が登場し、物語の鍵を握る。完全新作で新たな新選組伝説が紡ぎ出される。

沖田総司役の廣瀬大介始め、初演の斉藤一篇からの面々、だいぶ役にも慣れた感じで、よくハマッていたのが印象的。南雲薫役の鈴木拡樹はカンパニー初参加だが、よく馴染んでおり、殺陣も上手くこなしており、沖田総司との一騎打ちは見せ場となっている。また妹の千鶴役の山本沙也加との“ど演歌デュエット”はかなり笑えるシーンに。
さらに今年の10月には第3弾土方歳三篇も上演決定、『薄桜鬼』、ますます目が離せない。

ミュージカル「薄桜鬼」沖田総司篇
3月14日~24日
サンシャイン劇場
http://www.maql.co.jp/special/m-hakuoki/

「薄桜鬼」オフィシャルサイト
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hakuoki/

「薄桜鬼」総合サイト
http://www.otomate.jp/portal/hakuoki_sogo/
《animeanime》
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