月刊「ヒーローズ」を発刊する株式会社ヒーローズは、9月5日より単行本の発売を開始することを明らかにした。まず、月刊「ヒーローズ」連載の人気作品から4タイトルをピックアップする。同誌のなかでもとりわけ人気の高い『ULTRAMAN』(著者:清水栄一×下口智裕)、島本和彦さんによる『ヒーローカンパニー』、藤沢とおるがプロデュースする『ソウルリヴァイヴァー』(原作・構成・キャラクターデザイン:藤沢とおる / 作画:秋重学)、『海傑エルマロ』(原案:伊藤福八 / 脚本:中川トシヒロ / 作画:井上紀良)である。第1弾ということもあり、話題性の高いタイトルや作家の参加する作品でライナップが組まれている。他の作品も今後も毎月5日に順次刊行予定だ。単行本発売にあたって、ヒーローズは新たに「ヒーローズコミックス」のレーベルを立ち上げた。発行はヒーローズが行うほか、発売は小学館クリエイティブが担当する。価格はいずれも税込580円になる。雑誌である月刊「ヒーローズ」では販売ルートの絞り込みが話題を呼んだが、単行本については全国の書店で販売される。雑誌と単行本で、それぞれ合わせた戦略が取られている。単行本については小学館クリエイティブの持つ流通ノウハウが活かされことになる。月刊「ヒーローズ」は未来形コミックを謳ったマンガ誌として2011年11月に創刊した。雑誌全体を“ヒーロー”というコンセプトで括る戦略やひとつの作品に複数の作家、クリエイターが関わるスタジオ方式による制作、ウェブやソーシャルメディアの積極的な活用など、編集やビジネスにも新たな試みを導入している。マンガビジネスは雑誌の販売は収益が薄く、連載作品の単行本販売、さらに作品の二次利用(アニメ化、実写化、商品化などのライセンス)で利益を回収することが多い。そうした意味では「ヒーローズコミックス」の立ち上げは、ビジネスの第2段階である。その成果が注目される。さらに第2段階の成果が、今後さらに第3段階の二次利用のビジネスにつながっていくからだ。ヒーローズコミックス創刊第1弾■ 『ULTRAMAN』(第1巻) 著者: 清水栄一×下口智裕 /http://www.heros-web.com/works/ultraman.html■ 『ヒーローカンパニー』(第1巻) 漫画: 島本和彦/http://www.heros-web.com/works/herocom.html■ 『ソウルリヴァイヴァー』(第1巻)原作・構成・キャラクターデザイン:藤沢とおる / 作画:秋重学/http://www.heros-web.com/works/soul.html■ 『海傑エルマロ』(第1巻)原案:伊藤福八 / 脚本:中川トシヒロ / 作画:井上紀良/http://www.heros-web.com/works/elmaro.html 発売日 2012年9月5日(水)発行: ヒーローズ 発売 : 小学館クリエイティブ販売予価: 580円(税込) 販売店舗 : 全国の書店等
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