東京藝大大学院 映像研究3専攻の上映イベント開催 | アニメ!アニメ!

東京藝大大学院 映像研究3専攻の上映イベント開催

東京藝術大学大学院映像研究科は、9月16日から20日まで、過去5年間の修了生の成果、作品を振り返る上映イベント「OPEN THEATER 2010」を開催する。

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OpenTheater.jpg 東京藝術大学大学院映像研究科は、9月16日から20日まで、過去5年間の修了生の成果、作品を振り返る上映イベント「OPEN THEATER 2010」を開催する。イベントは東京藝術大学横浜校馬車道校舎を会場に平日は13時から21時まで、土日祝日は11時から21時15分までとなる。
 東京藝術大学大学院映像研究科は2005年に開設、映画専攻からスタートし、メディア映像専攻、アニメーション専攻と増設を行なっている。今年春に初めてのアニメーション専攻修了生を送り出し、今回の「OPEN THEATER 2010」が初めての3専攻全てが揃った上映イベントとなる。
 実写映像とウェブなども使ったメディア映像、そしてアニメーションとジャンルは異なるが、いずれも大学院の場で生まれた映像を媒介にした作品である。さらに同校の特徴である若さや、現在の作品といった特徴もある。
 
 アニメ-ション関係では、1期生による修了11作品と現在も学んでいる2期生の12作品が上映される。同校が国内外の映画祭、コンペティションへの出品を積極的に進めていることもあり、映画祭などの公式出品作品としてお馴染みの作品も多い。
 和田淳さんの『わからないブタ』は数々のコンペ出品を経て、先頃はスイスの国際アニメーションフェスティバルFantocheでBest Filmに輝いた。また、奥田昌輝さんの『くちゃお』はNew Talent賞を受賞している。

 上映会だけでなく、期間中はふたつのトークイベントも開催される。ひとつは、映像研究科長でメディアアーティストでもある藤幡正樹氏とアニメーション専攻一期生の3人和田淳氏、三角芳子氏、永迫志乃氏による「藤幡正樹×東京藝大アニメーション」である。国内外のフェスティバルで高い評価を受ける藝大アニメーション専攻修了生をゲストに、アニメーションの魅力や内包する課題、今後を聞くとしている。
 また、「加藤直輝×黒沢清」は、映画にスポットをあてたものだ。今秋に公開される『アブラクサスの祭』で劇場デビューする映画専攻第1期生加藤直樹氏と世界的に知られる映画監督黒沢清が対談する。黒沢氏は同校の教授で、加藤氏が在学中に実習作品の上映や在学中の指導にあたっていた。

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         和田淳 『わからないブタ』

東京藝術大学大学院映像研究科
「OPEN THEATER」

/http://www.fnm.geidai.ac.jp/opentheater/

日程: 2010年9月16日(木)〜20日(月祝)
時間: 平日 13:00〜21:00 土日祝 11:00〜21:15
会場: 東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎
主催: 東京藝術大学大学院映像研究科
共催: 横浜市
《animeanime》
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