10月1日のフジサンケイ・ビジネスアイによると、中国で本物より先に登録された『クレヨンしんちゃん』の商標登録無効を訴える裁判で日本側の訴えが退ける判決がでた。報道によれば、偽物の無効を訴えていたのは日本の『クレヨンしんちゃん』の出版もとである双葉社である。 今回の双葉社の訴えは、同社の『クレヨンしんちゃん』の商標登録に先立って、『クレヨンしんちゃん』のデザインとタイトルを申請し、双葉社が許可した『クレヨンしんちゃん』の商品を排除した中国企業に対して行われた。 しかし、今回の北京市第一中級人民法院(地裁)の判決では、双葉社の主張は受け入れられなかった。 この事件は中国の市場では商標登録の仕方しだいでは、偽物が本物に、本物が偽物に変わってしまうことがあることや、中国での日本のキャラクター展開の難しさを示す象徴的な事件として当時大きな話題になった。 注目度が大きかっただけに、今回の判決は日中双方にとって残念な結果といえる。 現時点では同様の事態を避ける対策は、中国進出の予定のあるなしに関わらず、オリジナルのコンテンツを企画する際には事前に中国市場で商標登録を済ませることしかない。しかし、これはコンテンツ関連企業にとって大きな負担なる。 とりわけ中小企業にとってはそうした対策はかなり難しく、一部のコンテンツにとっては打つ手がないという状況になりかねない。 また、こうした判決が出ることで、中国国内での海外有力コンテンツの先回り登録を促進することにもなりかねない。現在、中国では日本のアニメのテレビ放映がほぼ出来なくなるなど、日本のアニメ・マンガコンテンツにとって厳しい状況が続いている。 今回の判決はそうした映像作品の輸入規制に続いて、キャラクター商品の展開でも難題をかかえることになりそうだ。 双葉社は今回の判決を受けて、上級裁判所の北京市高級人民法院(高裁)に控訴したという。裁判の最終的な判断は、アニメだけでない日本の様々なコンテンツの中国ビジネスの行方にも影響を与えそうだ。/フジサンケイ・ビジネスアイ /しんちゃん」商標、中国で控訴/クレヨンしんちゃん公式サイト(双葉社)/クレヨンしんちゃん公式サイト(アニメ)
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