東京大学大学院情報学環・学際情報学府が行うコンテンツ創造科学産学連携教育プログラムの入試説明会に行って来た。世間では一般にコンテンツ大学院、アニメ大学院と言われてものである。正式な修士ではないが、近い将来の修士への格上げを視野に入れている。 華やかな講師陣でマスメディアでも話題になったこのプログラムだが、やはり、大きな関心はなぜ東大がコンテンツであり、アニメ、ゲーム、コミックなのかである。そして、本当に学生側に需要はあるかである。 説明を聞くと予想以上にいい内容だと感じであった。特に大学、大学院在籍者向けの海外を含むインターシップは実現すればかなり中身のあるものだろう。 結局設立の趣旨は東大自身の変化もあるが、メインは行政の強力な後押しである。つまり、東大が変われば日本が変わる。コンテンツ産業を協力に推進しようということである。 正直、コンテンツ産業が急速に産業化して来たので、ビジネスエリートがしっかり管理しなければいけないという気配も感じられる。また、果たしてどのくらいの東大生が本気でコンテンツ産業を目指すのかという疑問もある。 し かし、東大がコンテンツ産業を本気で取り上げれば、日本全体に波及効果があるのも事実。日本のコンテンツ関係者育成プログラムを作り上げるという心意気は大いに評価されるべきだと思う。特に、カリキュラム作成にかかわる教授陣の意気込みは大きく、プログラム創生を説明された原島博教授の夢多く語る姿勢には好感が持てた。やはり、ビジョンは大切である。 定員40名のところに説明会の参加者は軽く150人は越えていた。一般向けにはほとんど広告されなかった説明会、かつ東大の学生がほとんどというのを考えると凄い集客力である。日本のコンテンツ産業の未来は明るいのかもしれない。/東京大学大学院情報学環・学際情報学府
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