「スラムダンク奨学金」第9期生決定 バスケで米国留学を井上雄彦が応援 | アニメ!アニメ!

「スラムダンク奨学金」第9期生決定 バスケで米国留学を井上雄彦が応援

『スラムダンク』作者の井上雄彦さんや、集英社などが主宰する「スラムダンク奨学金」の第9期奨学生が発表された。石川・私立北陸学院高等学校3年の酒井達晶さんに決定。

ニュース
注目記事
マンガ『SLUM DUNK』などで知られるマンガ家の井上雄彦さんら、バスケットで海外留学することを応援する「スラムダンク奨学金」が第9回を迎えた。奨学金は井上雄彦さんと集英社などが主宰するもので、『SLAM DUNK』のジャンプコミックス発行部数が、1億冊を突破したことを記念し2006年に設立した。
今回発表されたのは第9期奨学生だ。選ばれたのは石川・私立北陸学院高等学校3年の酒井達晶さんである。

スラムダンク奨学金は、日本の高校を卒業後、アメリカの大学あるいはプロとしてバスケットボールに臨む選手に、米国のプレップスクールに通うための学費や生活費を援助する。

今回選ばれた酒井さんは通学する高校のバスケットボール部・キャプテンで、ウィンターカップ2014年に出場した経験がある。その才能を留学でさらに磨きをかけることを目指す。
酒井さんは2016年4月から14ヶ月間の予定で渡米する。現地のセントトーマスモアスクールにて勉学とバスケットボールに励む。

今回の奨学生決定に際し、『SLAM DUNK』作者の井上雄彦からのメッセージが公開された。
渡米する酒井さんに対して「バスケットを始めたばかりの頃のように、ひょっとしたら周りは自分よりデカくて上手いヤツばかりかも知れません。コートに叩き付けられることもあるかも知れません。だからこそ、バスケットを始めたばかりの頃のように、そんな毎日を楽しみ、大きくたくましく成長してくれることを願ってやみません」と期待を込めた。
本奨学金の詳細は公式サイトで確認できる。さらに集英社グランドジャンプの特設ページにて、奨学金について井上雄彦さんが語ったインタビューや、サウスケントスクールのレポート、1期生から8期生の紹介などが公開されている。

マンガ『SLAM DUNK』は、集英社の「週刊少年ジャンプ」にて1990年から1996年かけて連載された。その人気を受けて、1993年から1996年にかけてアニメ化されバスケットボールブームが起こった。

「スラムダンク奨学金」公式サイト
http://slamdunk-sc.shueisha.co.jp
グランドジャンプ特設サイト
http://grandjump.shueisha.co.jp/slamdunk-sc/
《沖本茂義》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集