「見る美容液って本当にあるんだ…!」
子どもの頃から魔法やキラキラしたもの、そして美しい人が大好きだった。今回は作画がキレイ+魔法というキーワードに引かれて、TVアニメ『とんがり帽子のアトリエ』を見始めた。本当にそれだけだったのに、美しすぎるキーフリー先生の沼に頭から飛び込んでしまった! ということで、今回はキーフリー先生の魅力について、独断と偏見にまみれながら語っていく。
■「とんがり帽子のアトリエ」とは

『とんがり帽子のアトリエ』は白浜鴎が手掛ける、講談社「モーニング・ツー」にて連載中のマンガを原作とする王道魔法ファンタジー。
壮麗で幻想的な世界の裏に影を落とす、大人たちが口を閉ざした魔法の歴史を知った「知らざる者(ルビ:ふつうの子)」の主人公ココが、キーフリーの弟子として魔法を学び、アトリエの仲間と共に探求と成長を重ねていく中で、秘密多き魔法使いの世界へと足を踏み入れていく。
2016年に連載がスタートし、全世界でのコミックス累計発行部数は750万部を突破する。フランスやスペイン、韓国など各国でマンガ賞を受賞しており、2020年には米国アイズナー賞「最優秀アジア作品賞」に輝くなど世界中から注目を浴びる。
TVアニメは渡辺歩監督のもと、アニメーション制作を『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』や『サマータイムレンダ』など数々の人気作品を手掛けるBUG FILMSが担当する。
■沼に転がり落ちること必至!この男、ギャップがたまらない!

PVを見たときはキーフリーにそこまで魅力を感じていなかった。見た目は某“呪術”系に出てくる最強男に見えるし、声は鬼と戦う某長男に聞こえたし、「また似たようなキャラか……推しにはならないかな」と思っていた。
だが、油断大敵。原作を読まずになんとなくアニメ第1話を見て、「結構ダーク系なんだな~」と続けて第2話を視聴。その第2話で完全に沼に落ちた。もう落ちたというより頭から飛び込んだ。ぼっちゃーーん!!とド派手な音も立っていた気がする。
魔法使いらしい大きなローブを脱いだ瞬間、現れた美しい筋肉に、「え……」と思わず声がこぼれた。キーフリー……ヒョロヒョロ眼鏡に見えてマッチョなの!!? CV.花江夏樹なのに!!?
筆者が細マッチョ好きということも差し引いても、キーフリー先生の洗練された筋肉は素晴らしかった。無駄なところが一切ないし、見事な逆三角形。脳内で「良い筋肉すぎる……」と悶絶したのはここだけの話だ。
さらに、キーフリー先生は、軽々と少女たちを抱き上げる。「魔法があるから」と言われてしまえばそれまでだが、子どもを軽々抱き上げてしまうそのギャップ。もう推しにするしかないじゃないですか。推しますよ、えぇ…推しますとも!と謎に怒りながら、推しの一人にキーフリー先生を追加した(推しが増えて財布が困ることがあっても、心が困ることはない…!むしろ幸せ)。
■見る美容液は存在…見れば見るほど美しさを更新

「美人は三日で飽きる」とよく聞くが、三日で飽きなかった美人(=キーフリー先生)が推しになりました。きっかけが筋肉なので、あまり説得力がないかもしれないが、キーフリー先生は大変面がよろしい。
今、夜中でなければ、「顔面国宝―!お顔の天才―!」と叫びたいが、近所迷惑&しっかりと大人なので心の中だけで留めておく。そんな筆者をあざ笑うかのようにキーフリー先生の美しさは話数を重ねてどんどん更新される。びっくりした顔、真剣な顔、料理を褒められて照れる顔、どんな顔を見ても「美しい」しか出てこない。ありがてえ……。
「原作の白浜鴎先生、作画スタッフの皆さん、ありがとうございます。私、キーフリー先生と出会えて、毎日が本当に幸せです」とお礼を心の中で唱えながら、キーフリー先生を毎日眺めていたときに気付いた。
キーフリー先生を見るたびにこちらの肌調子も上がってきた気がする。「これが俗にいう見る美容液…!」と大感動&大興奮。「顔だけかよ」「そんなわけないだろう!」と自分でツッコんでしまうときもたまにあるが、お顔が好みでなければ知ることも沼ることも、美容液効果もなかったと思うと、やっぱり美しさって正義だなと思う。
美人は三日で飽きないし、これから先も、どんどんキーフリー先生という美容液を浴びて、己のコンディションを上げて行こうと固く心に誓ったのだった。
■美しく優しいだけじゃない!闇も抱えているミステリアスボーイ

美しいキーフリー先生は優しい。まだ幼い弟子たちの目線に合わせて体を小さくし、しっかりと目線を合わせて話をするし、おいしい料理も作ってしまう。少女マンガだったら、恋が始まりそうだし、完璧すぎる大人の余裕に「無理……好きすぎて無理……」と天を仰ぐ。
だが、キーフリー先生は闇も抱えていた。筋肉やお顔が好きとこれまで散々言っていたのに、今さら言うのは後出しがすぎるが、筆者は「闇」を抱えている系&美しい男子が大好きなのだ。
キーフリー先生にもしっかりと闇があり、「なるほど……例外ではなく、惹かれるべくして惹かれていたのか」と納得した瞬間、もっと深い沼に突っ込んだ気がした。気がしただけで済めばよかったが、そんなわけがない。正直、自分の闇センサーにおびえた。
第1話から所々に散りばめられていた闇の部分だが、明確にしっかりと描かれたのは、第5話の「巨鱗竜(ドラゴン)の迷路」でのこと。ココたちが巻き込まれた事件について、魔法使いの街・カルンで魔材屋「星の剣」を営む老店主・ノルノアに、魔警団に言わないようにと釘を刺すキーフリー先生。
「禁止魔法を見たら通報の義務が……」と言い掛けたノルノアに、「誰にも言わないで」と睨み付ける美しい目と聞いたことのない低い声が怖すぎて、唖然としたし、ゾクっともした。ここで言うタイミングではないが、花江夏樹さんが表現する声の幅がすごすぎて、もう何度もリピートしてしまった。
あんなにも優しいキーフリー先生から、怒りのようなものが感じ取れて、さらなるギャップを見た。いろいろな要素が盛りだくさんな沼男・キーフリー先生からもう抜け出せない。多分、筆者以外にもキーフリー先生の魅力にズブズブとハマっている皆さんもいるだろう。
好きを更新し続けるキーフリー先生の今後の活躍を楽しみにしながら、TVアニメ『とんがり帽のアトリエ』最新話を心待ちにしている。
(C)白浜鴎/講談社/「とんがり帽子のアトリエ」製作委員会











