映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」“早業サイン”シーンも! 青年期の露伴(長尾謙杜)や奈々瀬(木村文乃)らの本編シーンが公開 | アニメ!アニメ!

映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」“早業サイン”シーンも! 青年期の露伴(長尾謙杜)や奈々瀬(木村文乃)らの本編シーンが公開

実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストと制作陣による映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、現代フランスと回想の日本の質感の対比も鮮やかな2つの本編シーンが到着した。

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『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』木村文乃(奈々瀬役)(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』長尾謙杜(青年期/岸辺露伴役)(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』安藤政信(辰巳隆之介役)(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』美波(エマ・野口役)(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストと制作陣による映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』より、現代フランスと回想の日本の質感の対比も鮮やかな2つの本編シーンが到着した。原作でもお馴染みの、露伴(演:高橋一生)が目にも止まらぬ早業でファンにサインするルーヴル美術館内のシーンと、妖しげな魅力を放つ奈々瀬(演:木村文乃)を青年期の露伴(演:長尾謙杜)が真剣な眼差しで描く“回想編”シーンだ。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』岸辺露伴×泉京香

『岸辺露伴は動かない』は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が、編集者の泉京香(演:飯豊まりえ)とともに遭遇する奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう姿を描く実写ドラマだ。
シリーズ累計発行部数1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた傑作スピンオフを原作としており、2020年12月に第1期(第1話~第3話)、2021年12月に第2期(第4話~第6話)、2022年12月に第3期(第7話~第8話)が放送されてきた。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』では、美の殿堂・フランスのルーヴル美術館を舞台に展開される、荒木初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードにして岸辺露伴最大の事件を、劇場長編映画として実写化している。5月26日より公開を迎え、2023年に公開された300館以下の劇場映画での初週3日間の出足としては最高の興行収入を記録し、その後も興行ランキング上位に君臨し続ける本作。このたびこの大ヒットを記念して、2つの本編シーンが一挙に公開された。

1つ目のシーンは、露伴とその担当編集の京香が取材先のルーヴル美術館へ到着して早々、現地のやんちゃな若者に岸辺露伴であることを気付かれ、館内に声が響きわたるほどのハイテンションでサインを懇願される場面だ。
12世紀に城塞として建てられてから今日まで長い歴史を持つ、世界でも最高級の美術館に似つかわしくないラフな格好をする若者2組に対し、露伴は「君たち漫画ファン? なんだその格好は ここは先人の作品の眠る場所だ 敬意を払え」と流暢なフランス語で苦言を呈す。それに対し、気を利かせた京香は「露伴先生は今仕事中です サインできません ごめんなさい」と、拙いフランス語を一生懸命に使いながら申し訳なさそうに伝える。

大好きな露伴にサインがもらえずに2人組が心底がっかりしていると、無駄のない動きで既にエスカレーターを下り始めた露伴から「もうしたよ ありがとう」と驚きの台詞が飛び出す。露伴のデビュー作で、16歳から集明社で連載している「ピンクダークの少年」のイラスト付きで、目にもとまらぬ早業で若者たちのベストやメモ帳にサインするという、ファンを大切にする露伴らしい粋なシーンとなっている。

もう一方のシーンは、本作でついに明かされる岸辺露伴の“知られざる過去”を新キャストが紡ぐ、この物語のキーパーソンともいえる奈々瀬と、マンガ家デビューしたての青年期の露伴がはじめて言葉を交わす場面だ。
マンガの執筆に集中するため、夏の間泊まり込むことになった祖母の経営する元旅館アパートで見かけた奈々瀬の姿に思わずみとれてしまった露伴は、その姿をスケッチブックに描写していた。夢中で鉛筆を走らせていたすきに姿が見えなくなった奈々瀬を探して中庭に飛び出すと、「もしかして探しているのは私? 」という言葉とともに奈々瀬が現れる。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』奈々瀬

たじろぐ露伴をしり目に、自身が描かれたスケッチブックをまじまじと見つめる奈々瀬と、そんな奈々瀬からスケッチブックを取り返そうとするものの翻弄される露伴。「漫画? あなた、漫画描くの? 」と尋ねられる露伴だが、覗きをされていたと思われたくないことに必死な姿から、青年期だからこその純粋さ、見とれていたことの恥ずかしさと後ろめたさが垣間見ることができる。
怪しげな大人の色気を醸し出す奈々瀬と、困惑しながらもどこまでもピュアに真っすぐに彼女に対峙する若き露伴。はたしてこの出会いが、どのように“岸辺露伴最大の事件”へ繋がっていくのだろうか。これまで描かれることのなかった露伴のルーツをひも解き始める、こちらも重要なシーンとなっている。

実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストと制作陣による映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は現在公開中。その質感がどちらも見事に捉えられ、鮮やかな対比ともなってうかがえる2シーンはもちろん、本作で明かされる“岸辺露伴最大の事件”の全貌をぜひ劇場の大スクリーンで確かめてみたい。

『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
大ヒット上映中!
出演:高橋一生 飯豊まりえ / 長尾謙杜 安藤政信 美波 / 木村文乃原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣裳デザイン:柘植伊佐夫
製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHKエンタープライズ、P.I.C.S.
配給:アスミック・エース
(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
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《仲瀬 コウタロウ》
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