ライブに間に合う！「Prince Letter(s)! フロムアイドル」入門～編集部がアイドルと文通体験してみた～

2022年10月30日にストーリーライブが行われる「Prince Letter(s)! フロムアイドル」（略称・プリエル）。「このイベントを盛り上げてほしいんだ――」そう上司に頼まれたのは、アニメ！アニメ！の新人編集部員・宮本。

彼は、無類のサッカー好き少年にも関わらず、まったく縁のなかったアニメ事業部に配属されました。「これ見たほうがいいよ！」「私の推し作品だから絶対見て！」と、先輩からパワハラ寸前の押し売りを受け、アニメ鑑賞に励んでいます。

社内チャットのアイコンは推しのサッカー選手「トレント・アレクサンダー・アーノルド」。日々、アニメのファン文化を学ぶ彼の口癖は「それ、サッカーで例えるとどういうことですか？」

アニメ漬けになり、仕事への意欲も湧き出る宮本ですが、「新人の僕に何ができるのだろう……？」と悩み始めます。そんな彼の背中を押してくれたのは、「プリエル」のアイドルから送られてきた一通の手紙でした。
アナログだからこそのリアルなやりとりがたまらない、新感覚のアイドルプロジェクト。そんなプリエルの魅力を文通体験レポートとともに紹介します！

［文＝ハシビロコ］

■『Prince Letter(s)! フロムアイドル』とは？

『Prince Letter(s)! フロムアイドル』は、音と手紙を中心に展開しているアイドルプロジェクト。ボイスドラマ、ライブイベント、歌、ポエトリーリーディングなど、さまざまな手法でストーリーを届けています。

とくに特徴的なのが手紙のやりとり。本作の舞台となっているアイドル育成機関・私立常和歌学園には、「インターネットの使用は一切禁止」という変わった規則があります。
生徒たちが対面以外で外部の人と繋がる唯一の手段が手紙。学内でも秘密の多い「文通部」に所属する生徒は、ファンからの手紙に励まされながら成長しています。

そんな常和歌学園で注目を集めるユニットのひとつが「STAr(s)!」。誰と組んでもうまくいかなかった亜月アキト（CV: 土田玲央）、yuzu（CV: 堀江瞬）、冥王院シン（CV: 土岐隼一）によるユニットで、数々の困難を乗り越えてデビューしました。宇宙一のアイドルをめざし、日々の活動や勉強に励んでいます。

学園のトップアイドル「柊虎（シュート）」も注目の的。高校生ながらワールドツアーを2回も成功させ、業界からも一目置かれているユニットです。鏑木シュウ（CV：豊永利行）、鋳田須ナツトラ（CV：増田俊樹）の幼なじみで結成。圧巻のパフォーマンスでファンを魅了しています。

そして学園に編入したばかりのハルキ（CV：矢野奨吾）と、アイドルをめざすことに迷いを感じているアオイ（CV：石井孝英）がユニットを組むとの噂も……？
2人が中心となるボイスドラマ『Prince Letter(s)! フロムアイドル2nd』のepisode0はYouTubeで公開されています。

さらに10月30日には、2ndシーズンのクライマックスを描く「『Prince Letter(s)! フロムアイドル』ストーリーライブ～私立常和歌学園 定期公演 『ノヴァ』2022～」が開催されます。

イベント詳細ページ
https://www.prince-letters.jp/event/2/

出演キャストはハルキ（CV：矢野奨吾）、アオイ（CV：石井孝英）、冥王院シン（CV：土岐隼一）、桾沢リン（CV：室元気）、yuzu（CV：堀江瞬）など。

実は、この「ノヴァ」イベント参戦に向け、意気込んでいる女性編集部員がひとり……。

A「みっやもとく～～ん！！ 聞いたよ、プリエルのイベントを盛り上げてくれるんだって!?」

まだイベントは来月だというのに推しのシンに会えるのがうれしいらしく、仕事中もテンションが高い様子のA。

宮本「Aさん！ 先輩に任命されたのですが、全然詳しくなくて……」

A「じゃあ、ぜひ1stシーズンから復習しておいてね！ プリエルのイベントは朗読劇でストーリーも楽しめるのが超エモくて！ 1stシーズンだとアキトとシンが……」

Aの勢いに思わずたじろぐ宮本でしたが、早速イベントに向け1stシーズンから復習することに。

～視聴後～

宮本「ヤバい……yuzuくんかわいいしカッコいいしなんだコレ……お父さんお母さん、そしてアーノルド ……僕はこれからSTAr(s)! のために生きていくよ……！！」

Aの策略により、どっぷり沼にハマっていく宮本。

宮本「ボイスドラマでもこんなにわくわくするのに、生で朗読やライブも聞けるなんて最高すぎる！ まさか、サッカーで守備を捨てて攻撃に全振りしたような、積極的なプレーを見たときと同じ気持ちになってしまうなんて……」

なお、これまでのストーリーライブのダイジェスト映像もYou Tubeでチェックできるので、イベントの雰囲気を掴むのにおすすめ。
2ndシーズンのボイスドラマ前半パートはサブスクやダウンロード配信が始まったばかりなので、今が入門のチャンスです！

宮本「今までのストーリーを聞いて、STAr(s)! の成り立ちやキャラクターたちの関係を知ったら、イベントがより楽しみになってきた！ まるでリヴァプールFCのファンになったときと同じ流れだ」

いちいちサッカーで例えてうるさい宮本。しかし、こんなところで意外なアニメファンの適性の高さを見せていきます。

イベントでは、朗読劇のほかにも新アイドル楽曲の披露、常和歌学園男子部アイドル総選挙の結果発表も予定されています。

宮本「うおおおおおお！！ yuzuくんに届けこの1票！」

A「ちょっと！ シンくんに投票してくれる約束だったのにーー!?」

■文通キットを体験してみよう！

プリエルの応援に燃える宮本ですが、プリエルファンでも会社においてもまだまだ新人。「僕でもイベントを盛り上げることができるのかな……」と、机に向かっては悩む日々が続いていました。

A「どうしたの？ プリエルの件は順調？ 悩みがあるなら推しに手紙で相談するのもアリじゃない？」

宮本「yuzuくんと……文通できる!?」

宮本は大事なことを見落としていたことに気づきました。プリエルは“文通” をリアルに楽しめるアイドルなのです！

宮本「yuzuくん、相談聞いてくれるかな……どんなお返事をくれるんだろう？」

早速公式サイトから文通キット購入すると、後日、箔押しが施された高級感の漂う封筒や、メンバーカラーの便せんが届きました。

宮本が手紙を出した相手は、もちろんSTAr(s)!のyuzu。0歳の頃から子役として活躍していた、社会人の大先輩です。
宮本はyuzuのファンになり尊敬できる部分に惹かれていること、慣れない仕事ばかりで自分に自信を持てないことを相談。魅力的な後輩になるための秘訣や、仕事で大事にしていることなどを質問しました。

文通キットで送るのは悩み相談だけでなく、通常のファンレターもOK！
STAr(s)!の冥王院シンが大好きなAも、応援や感謝の気持ちをよく手紙で伝えているようです。

■アイドルからの返信にドキドキ！

返信が届くまでのドキドキ感も、リアルな文通ならでは。アイドルに想いを馳せながら、毎日ポストを覗いてしまいます。

そしてついに待ちに待った返信が届きました。ドキドキしながら開封すると、yuzuのようにかわいらしい便せんが！
歌声が聞こえてきそうな軽やかな文字は、公式サイトで見たyuzuの筆跡と同じです。

手紙の中には「宮本さま」と名前も記されており、yuzuが本当に自分のために書いてくれたのだと伝わってきます。悩みに対するアドバイスも的確。普段から挨拶を大切にしていることや、後輩アイドルを見ていると刺激をもらえることなどを教えてくれました。

宮本「yuzuくんが僕のために真剣に返事を考えてくれるなんて……この気持ちの高鳴り、これが、“尊い”……？」

手紙を握りしめる宮本。yuzuやプリエルのためにも絶対に仕事を成功させようと、改めて気合いを入れました。

A「宮本くん、どうやら推しの手紙がパワーになったようね……。私もまたシンくんからお返事届いちゃった♪」

同じくAも冥王院シンから返信が届いた様子。

こちらはyuzuとは雰囲気がガラッと変わり、縦書きの便せんに達筆な文字が書かれていました。季節を感じる挨拶から始まり、応援のメッセージひとつひとつを丁寧に拾い上げるような言葉の数々。

A「シン君の声が余裕で脳内再生できるッッ！ また手紙を送りたくなっちゃう！！」

宮本「僕もです！ まさかアイドルと手紙ができるなんて……アニメやゲーム、リアルに存在するアイドルとは違う、プリエルならではのふれあい方ですよね」

A「そうなの！ だから2次元アイドルにハマっている子たちにも、ぜひプリエルのイベントや文通で、新しさを体験してほしい！」

宮本「これがプリエルだからこそ味わえる魅力だったんだ……」

■「プリエル」の沼は深い！

yuzuとの文通を通して、すっかり自信を取り戻した宮本。後日編集部内では、カバンから手紙を取り出しては読み返したり、執筆している宮本とAの姿が何度も目撃されているとか……。

上司「おいおい、今どき手紙？ 手紙なんかより、今季覇権アニメをチェックしたか？」

宮本「先輩！ これはお見せすることができないのですが、今、自分の原動力となる大事な手紙なんです」

上司「手紙が？ またまた……」

宮本「今は多くの人がアイドルやキャラクターの推しがいます。でもプリエルはまったく違う。推しと文通できる新しい繋がり方なんです！」

気付けば宮本は、いつも強いられるアニメ鑑賞攻撃に頷くしかできなかった上司に、熱を持って語りかけていました。

宮本「手紙によって推しと深く知り合えることができる……そしてファンである僕たちの気持ちに、彼らは手紙で寄り添ってくれるんです！」

上司は驚いていました。宮本が初めて感情をぶつけてきたこと、そしてプリエルへの熱い情熱に……。

上司「宮本くんの気持ちは伝わったよ。これだけ彼らの魅力がわかってるなら、イベントもさぞ盛り上げてくれるだろうね」

宮本「はい……！ あ、先輩の分の文通キットも購入したので、イベント前に書いてくださいね！」

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リアルな文通、過去や成長を深く掘り下げたボイスドラマ、リズミカルなポエトリーリーディングなど、多方面から楽しめる「Prince Letter(s)! フロムアイドル」。開催されるライブイベントに向け応援メッセージを送ると、推しのアイドルが喜んでくれるかもしれません。
自分だけしか知らないアイドルとの秘密の手紙が増えれば増えるほど、プリエルへの愛が深まっていきそうです。

■イベント前におさらいしたい！『Prince Letter(s)! フロムアイドル』これまでの展開

STAr(s)!の結成や、メンバーたちが自分の過去を乗り越えて成長していく姿が描かれた1stシーズン。2ndシーズンでは、高校1年生のアオイとハルキをメインにした物語が展開されています。

STAr(s)!結成の物語はこちら
ボイスドラマ『Prince Letter(s)! フロム亜月アキト』

yuzuを中心としたSTAr(s)!メンバーの成長を見守りたい方はこちら
ボイスドラマ『Prince Letter(s)! フロムyuzu』

1stシーズンのクライマックスはこちら
ボイスドラマ『Prince Letter(s)! フロム冥王院シン』

柊虎に所属するシュウの弟分オーディションを受け、常和歌学園に編入したハルキ。一方でアオイは自分の実力不足を痛感し、アイドルになることを諦めかけていました。

まったく接点のなかった2人は、シュウの提案でインターネットラジオ番組「アオハル青春ラジオ」をはじめることになります。

しかし常和歌学園にはインターネット一切禁止という規則が。特例として番組配信を行うアオイとハルキは、逆風の中で番組を盛り上げようと試行錯誤していきます。

ときにはアイドルに対するお互いの考え方が噛み合わず、仲が険悪になることも。それでも先輩アイドルたちに支えられながら、衝突を乗り越えて絆を深めていくのです。

そしてまたもやシュウの提案で、ユニットを組んで学内の定期公演「ノヴァ」に出演することになったアオイとハルキ。2人のパフォーマンスは、「『Prince Letter(s)! フロムアイドル』ストーリーライブ～私立常和歌学園 定期公演 『ノヴァ』2022～」でチェックしてみてください！

2ndシーズン前半のボイスドラマはこちら
ボイスドラマ『Prince Letter(s)! 2nd』前半