■寿美菜子流、体型維持の心得
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――これはビビンバでしょうか。このインタビューを通して、寿さんが韓国好きなことがよく伝わってきます。
寿:韓国料理の写真ばっかり送っていますね(笑)。これは、私が一番好きな韓国料理屋さんのユッケビビンバです。日本ではユッケを食べられにくくなっているので、韓国料理屋さんに行くと必ず頼んでしまいます。
このお店は1人でも気軽に入れて、料理が早く出てくるので何度も足を運んでいます。そのおかげで、店員さんと仲良くなっちゃいました。
――続いては、家での食事のお写真ですね。これはピザでしょうか?
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寿:ホストファザーが生地から作ってくれたピザです。辛いのと辛くないのを作ってくれて、すごく美味しかったです!
――そして、これが先ほど言っていたイタリア人の方が作ってくれたというティラミスですか?
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寿:そうです! やっぱり本場のイタリア人が作るティラミスは美味しいですね。日本のティラミスとの大きな違いは、コーヒーリキュールの量だと思います。日本のティラミスは、コーヒーの後味がくどいイメージがあって、あまり好んで食べてこなかったんです。でもこのティラミスはコーヒーの味がそんなに強くなく、かつ甘過ぎることもなくて、ペロッと食べられました。
――毎月美味しそうなお写真を送ってくださいますが、ずっと美しいプロポーションを維持されている寿さん。これからお正月休みに入るので、体型を維持するために気を付けていることがあったら教えてください。
寿:私が一番楽しくエクササイズできるのはダンスですね。オンラインのダンスレッスンやヨガレッスンに参加するのが一番良いと感じています。
また、そういったレッスンに参加せずとも、今はYouTubeにたくさんレクチャー動画がアップされているので、気が向いた時にその動画を見て実践することも多いです。
前回のインタビューでも話した紗栄子さんのYouTubeチャンネルの中に、ハンドクラップの動画があってそれもよく見ています。
イギリスでも、このロックダウン中にハンドクラップがすごく流行りました。最近は体型を維持するために運動するというよりも、肩こりや体の不調のためにストレッチすることも心がけていますね。
――食事に関して気を付けていることは?
寿:我慢できない時は食べちゃいますが、次の日に体が巡っていないことがすぐわかります。それが「気持ち悪い」と感じるので、食べ過ぎたあとは量を調整します。その繰り返しですね。
本の内容を要約するYouTubeチャンネルをよく見ているのですが、「1日3食必要なのか?」という趣旨の動画がありました。リモートワークが増えて、外に出ることが少なくなった今、本当に3食必要なのかを考えた時に、その動画では「一食食べた後は16時間胃を休める」ことを勧めていたんです。それを見て、小腹が空いたらヨーグルトなど胃に優しいものを食べたりして、体を循環させることを意識するようになりました。
■テーマトーク「今年を振り返って」
――2020年はイギリス留学、ソロデビュー10周年、全曲LIVEなど、今まで以上に色々なことが起こった1年だったのではないでしょうか。そこで、寿さんの「2020年の出来事ランキング」を教えてくだい。
寿:難しいですが……1位はやっぱり「渡英」になってしまいます。細かく分けると、「渡英前」が2位で、「渡英後」が1位。3位はスフィアの全曲LIVEです。
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――渡英前と渡英後を分けた理由は?
寿:イギリスに来たからこそ知ったことがたくさんあったからです。イギリスがロックダウンになってしまい、いろんな方から「別に日本にいても良かったんじゃない?」と言われました。
それに対して、「確かに」と思ったこともありましたが、それでもやはり「イギリスに来たことに意味があった」と感じるんです。今イギリスにいるからこそ気付けたものや出会えたものがたくさんあります。だから今は「渡英して良かった!」と胸を張って言えます。
とはいえ、渡英前はやはり色々悩むこともありました。帰国したあと、声優業界がどうなっているかわからない。私が戻れる場所がなくなっているかもしれないとも思いました。
それでも「今イギリスに行かなければならない」と思ったんです。渡英直前は、いろんな方にお別れの言葉を告げる機会が多くてそのたびに胸が苦しくなったんですけど、その別れがあったからこそ今頑張れている気がしています。
――では、3位の「全曲LIVE」を選んだ理由は?
寿:全曲ライブの後、まさか世の中がこんな状況になるとは思ってもいませんでした。コロナ前に最後に行ったライブが全曲LIVEだったという方も多いのではないでしょうか。
私は今、全曲LIVEの景色を思い出すことによって、イギリスでの生活を頑張れています。皆さんにとっても、そういうものになっていたら良いなと思います。
――2020年はイギリス生活中といえども、たくさんのお仕事をされていたかと思います。一番印象に残っているイギリスでのお仕事を教えてください。
寿:NHKの番組で、イギリスの湖水地方を紹介するナレーションを担当したことです。イギリスにいたからこそいただけたお仕事だと思っています。イギリスでの初めてのスタジオ収録になり、貴重な機会を与えてくださったお仕事でした。
――2021年はどんな年にしたいですか?
寿:今年もそうだったのですが、来年も挑戦する1年にしたいです。今だからこそできることをたくさん見つけていきたいです。
最近知ったジャンヌ・ダルクの言葉で、感銘を受けたものがあります。それは「Act, and God will act.」。「自分が動けば神様も味方してくれる」という意味なのですが、本当にその通りだなと思いました。
家の中でもできることをやれば、結果として実を結ぶかもしれない。外に出られなくてもできることはあるということを胸に、2021年も行動していけたらと思っています。
【寿美菜子のイギリス生活記 バックナンバー】
第1回 【寿美菜子のイギリス生活に迫る! ロックダウン中の現地模様、渡英に至ったスフィアメンバーからの言葉とは】
第2回【寿美菜子のYouTube撮影秘話に迫る! 「スフィアの4 colors LABO」の今後の展開も?】
第3回【寿美菜子さんは学校では“優等生キャラ”? クラスでのエピソードやハマっているものを明かす】
第4回【寿美菜子の“心が動いた瞬間”は? 自ら撮った写真と振り返る!】
第5回【寿美菜子がイギリスで落ち込んだ時に「元気づけてくれた人」とは!?】
第6回【寿美菜子、イギリスの海で大はしゃぎ! 29歳の誕生日を海外で過ごす思いも告白】
第7回【寿美菜子、アーティストデビュー10周年を振り返る! とくに影響を与えた楽曲とは…】
第8回【寿美菜子、イギリス2度目のロックダウンやスタジオ仕事の様子を語る】
寿美菜子 プロフィール
『泣きたい私は猫をかぶる』深瀬頼子役
事務所の同期である、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生とのユニット「スフィア」のメンバー。
『泣きたい私は猫をかぶる』深瀬頼子役
事務所の同期である、高垣彩陽、戸松遥、豊崎愛生とのユニット「スフィア」のメンバー。