マンガ・アニメなどのクリエイター支援や産業振興に力を入れる京都市が、2020年3月2日に「アニメビジネスフォーラム」を開催。第1部「アニメ活用セミナー ~広がるアニメ×異業種コラボを学ぶ!~」、第2部「地方アニメスタジオシンポジウム ~京都をアニメ産業の第二拠点に!」の構成で、業界で活躍する講師を招いたセミナーや交流会が行われる。「アニメビジネスフォーラム」を開催する京都市には、老舗企業のみならず、大手企業の本社やベンチャー企業などが点在。近年は、ライデンフィルム、サンジゲン、グラフィニカ、マジックバスなど、東京のアニメ制作会社による京都スタジオ設立も相次いでおり、今回の「アニメビジネスフォーラム」では、こうした地元企業とアニメ制作者のマッチング機会の創出を目指しているという。「アニメビジネスフォーラム」第1部は、自社ビジネスにアニメを活用することに興味のある方が対象。アニメを使ったCMやWeb動画が急増していることを背景に「アニメ活用セミナー ~広がるアニメ×異業種コラボを学ぶ!~」と交流会が実施される。セミナーではキャラクター・データバンク代表・陸川和夫、博報堂ガリガリ編集部編集長・林龍太郎、ライデンフィルム京都スタジオ室長・坂本一也、同プロデューサー・江戸秀州が登壇し、企業の広告・商品・ブランディングなどアニメの活用事例やアニメCMの制作フロー、予算・スケジュール感などアニメ活用に関する基礎講座を行う。第2部「地方アニメスタジオシンポジウム ~京都をアニメ産業の第二拠点に!」は、京都や地方のアニメ産業を盛り上げたいクリエイターや学生を対象に参加者を募集中。京都をはじめとする地方スタジオで活躍中のライデンフィルム京都スタジオ・坂本一也、グラフィニカ京都スタジオ・小宮彬広、旭プロダクション白石スタジオ・行貞公博と、新しいアニメスタジオのあり方を模索しているアニメ制作会社のスタジオコロリド・宇田英男、パンケーキ・迫田祐樹が一堂に会し、地方スタジオのメリットや課題、デジタル技術を活用したワークフローの進化、行政への提言など「新しい地方アニメスタジオのあり方」について幅広くディスカッション。ジャーナリスト・研究者のまつもとあつし、元祖オタクタレントの喜屋武ちあきが司会進行を務める。各セミナーの詳細・参加申込は、公式サイトより。[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
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