■「学生時代からパーソナルな部分は変わっていない」
――本作に触れて、ご自身の学生時代を思い出したりはしましたか?
久野:体育祭のお話が出てくるのですが、そのときに高校時代の体育祭を思い出しました。
小原:私も思い出しました。現場に入って、すぐにみんなと打ち解けて仲良くなれたのですが、学生時代もこんな感じだったなと、懐かしい気持ちになりました。
――学生時代はどんな子でしたか?
小原:私はミユビとは逆で、おとなしいタイプではなかったですね。それこそ体育祭のときはみんなと一緒にはしゃぐタイプでした(笑)。
久野:小原ちゃんは本当に明るくて元気だもんね。アフレコ現場でもムードメーカーのような存在なんです。
小原:久野さんはどんな学生でした?
久野:私は、おとなしめな方だったかもしれないです。休憩時間は友達とまったりおしゃべりするのが好きでした。
小原:たしかに現場でも、私や他のみんなが喋っているときに、久野さんがその様子を微笑みながら見てくれている感じでした。
久野:ユカリみたいに見守っていましたね。
小原:基本的には、私と久野さんは正反対なタイプですよね。
久野:今の話を聞いていると、学生時代からパーソナルな部分はあんまり変わってないのかもしれないね(笑)。
――学生時代に部活動はされていましたか?
小原:もともと走るのが好きだったので、小学生のときは陸上大会に出ていました。でも小学校に陸上部はなかったので、ミニバスケットボールをやっていて、中学のときはバドミントン部に入っていました。部活から帰ってきたら走りにも行っていました。
久野:すごい! スポーツ少女だったんだね! 私は小学校のときは音楽部に入っていて、トランペットを吹いていました。
小原:えー、すごい!
久野:中学、高校の6年間はバトントワリングをやっていました。
小原:私、久野さんがバトン回している動画を見たことあります!
久野:え、どうして!?(笑)
小原:その動画を見て、バトンの経験があるんだなって。
久野:すごい恥ずかしいんだけど……(笑)。小原ちゃんは時々、私が出ている作品や動画を観ましたって報告してくれるんです。
小原:隠れオタクみたいですみません(笑)。
久野:ううん、嬉しいよ! でもまさかバトンも見られているとは(笑)。恥ずかしいなぁ……。
――お2人で部活動をされるなら、どんな部を立ち上げたいですか?
久野:小原ちゃんの明るさや元気さが活かせる部活動が良いね!
小原:久野さんがやられていたバトンも良いですね。私もやってみたいです!
久野:あとは応援団も良いんじゃないかな? 元気が大切な部活だし、小原ちゃんが応援してくれたら頑張れそう!
小原:私は個人的に、久野さんがお料理している姿を見たいですね。先ほど、自炊もされているって言っていましたし。
久野:小原ちゃんも自炊するの?
小原:時間があるときはやっています! でももっと料理したいなとも思っているので、作品と同じようにメインキャストで料理部を立ち上げてみるのもおもしろそうですね。
久野:みんなで料理を作るとしたら何を作ろうか?
小原:えー、悩みますね!お好み焼きとかたこ焼きだったら、みんなでワイワイしながら作れそうですよね!
久野:パーティーみたいで楽しそうだね!
――今の時期だと、鍋パーティーはいかがでしょう?
久野:お鍋も良いですね。でも、お鍋は料理と言っていいのかな?(笑)。
小原:食材を入れるだけですもんね(笑)。でも、野性的な感じがして「シートン学園」っぽさはあるかも。
久野:たしかに料理部っぽいね(笑)!
小原:ちゃんと料理している人と、ふざける人で分かれそうですね。
久野:そうだね。アフレコ現場みたいに個性が出そうだね(笑)。
――最後に改めて、TVアニメの放送を楽しみにしているファンのみなさんへ向けて、メッセージをお願いします。
久野:原作を読まれている方はご存知だと思いますが、とってもおもしろいコメディ作品になっています。アニメーションならではのキャラの表情や動き、テンポ感や、色合い、音楽がついて、盛りだくさんな内容になっています。カット数も毎回とっても多くて、まばたきの時間も惜しいくらいにお話が進んでいきます。ぜひ、楽しみながら観ていただけたら嬉しいです。宜しくお願い致します!
小原:しっかりと動物の特徴を捉えて描かれているので、こういう生き物だったんだと、勉強にもなる作品だと思います。素晴らしい原作の良さをより活かすために、スタッフさんやキャストの方々と一緒に、全員が120%の力を込めて作り上げたので、今後の放送もぜひ楽しみにしていてください。
(C) 山下文吾・Cygames/アニメ「群れなせ!シートン学園」製作委員会