「なかなかこじらせた性癖のアニメですね」マフィア梶田×うらまるが感じた「あかねさす少女」の魅力 | アニメ!アニメ!

「なかなかこじらせた性癖のアニメですね」マフィア梶田×うらまるが感じた「あかねさす少女」の魅力

アニメ専門チャンネル・アニマックスが開局20周年を記念して製作したアニメ『あかねさす少女』が10月1日より放送スタート。視聴者を代表し、ライター・マフィア梶田さんと、コスプレイヤー・うらまるさんがアニメ第1話をいち早く視聴し見どころを分析した。

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うらまるさん、マフィア梶田さん
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  • (C)Akanesasu Anime Project
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アニメ専門チャンネル・アニマックスが開局20周年を記念して製作したアニメ『あかねさす少女』が、10月1日より放送スタート。
地方都市を舞台にしたSF×青春ストーリーで、オカルト的な“とある儀式”を行った女子高生たちが、いくつものパラレルワールドを旅しながら、世界にまつわる重大な出来事へと巻き込まれていく模様を描く。

シナリオ原案を打越鋼太郎(代表作に『Ever17 -the out of infinity-』や『極限脱出』シリーズ)、キャラクター原案を桂正和(代表作はマンガでは『電影少女』『I''s』、アニメでは『TIGER & BUNNY』)らが手掛けているなど、実力派スタッフが参加。
アニメ放送タイミングと同時にスマートフォン向けアプリゲームも稼働と、メモリアルに相応しい気合十分の作品だ。

とはいえ、もっとも気になるのは作品の出来栄えと面白さだ。そこで視聴者を代表し、同じアニメ業界を“並行”して活躍しているライター・マフィア梶田さんと、コスプレイヤー・うらまるさんがアニメ第1話をいち早く視聴。『あかねさす少女』の見どころを分析しつつ、その職業ならではのアニメの楽しみ方や、オタクならではの青春エピソードを語った。

『あかねさす少女』


(C)Akanesasu Anime Project
2018年10月1日より TOKYO MX、読売テレビ、アニマックス、ANIMAX on PlayStation®にて放送開始
http://akanesasushojo.com/


■現代だけどノスタルジックな雰囲気の美術設定に注目


第1話視聴中のマフィア梶田さんとうらまるさん

――『あかねさす少女』第1話の視聴、お疲れさまでした。実際にご覧になってみた感想はいかがですか?

マフィア梶田
まず印象に残ったのは、美術設定の雰囲気ですね。
先ほどプロデューサーさんから金沢を舞台にしていると聞いたのですが、学校や神社、喫茶店などの雰囲気がすごくノスタルジックで、古い街並みらしい風合いが感じ取れました。
時代設定は現代ですが、アニメならではの青春時代の原風景がこだわりを持って作られていると思いました。

(C)Akanesasu Anime Project
うらまる
正直に言うと、第1話だけではストーリーの全体像がつかめなくて、そういう意味で“一話切り”はないなと思いました(笑)。次の話へと惹き込む展開になっていて、続きがすごく気になります。
最初はかわいい女の子たちがワイワイとやっているので「日常系かな?」と思ったけど、途中からは派手なバトルが描かれていて、最後にはちょっとシリアスで空気も流れていたりと、色々な表情が見える作品だなって感じました。

うらまるさん
マフィア梶田
うん、そこは非常に面白いアイデアだなと思いましたね。今後どういう展開を描いていくんだろう、と興味を引く作りになっていました。
作品としてはパラレルワールドが大きなテーマ。フィクションの題材としてはポピュラーで、描けるドラマもある程度絞られてしまうんだけど、そこをどうやって差別化していくのかがポイントだと思います。
うらまるさんの言った日常系と並行世界の両立って果たして描けるのかな、というところが興味深いですね。
マフィア梶田さん
――たしかに“パラレルワールド”だけでなく、“日常”や“青春”といったテーマが物語のポイントを予感させる第1話でしたね。

マフィア梶田
あと、俺はJKになったことがないから分からないんだけど、今どきのJKが「鉱石ラヂオ研究会」(※主人公たちが所属しているクラブ)ってどうなんですかね(笑)。女子高生がそんなシブい部活動をやるの? 
……と思ってしまったんだけど、きっとそういった設定が活きてくる場面があるんだろうなと。うらまるさんもあんな感じの青春を送っていたんですか?

うらまる
私もああいうJK生活は送ったことがないです(笑)。全然友達がいなかったので、引きこもってアニメばかり観てて……。

マフィア梶田
わかるわぁ。ということはつまり、あそこで描かれている青春が正しいか否か我々には分からない(笑)。とりあえず憧れの青春の原風景が『あかねさす少女』の中にあるのは間違いないんですよね。

うらまる
そうです、そうです(笑)。

マフィア梶田
ああいう青春時代を我々はアニメを観ることで吸収し、自分の思い出としているんですよ(笑)。
《小松良介》
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