■5人のメインキャラクターをライター視点で分析
――お二人の青春時代をお聞きしたいのですが、先ほどうらまるさんは「友達はいなかった」とお話されていましたね。
うらまる
高校1年生くらいまでは友達もけっこういて、リア充的な感じだったんですよ。
でも、通っていた全日制の高校を辞めちゃって、途中から通信制に通い始めて……。通信制は学校が週に1回とかしかないから外に出なくなって、友達とも遊ばなくなっちゃいました。
それからですね、アニメにハマったのは。
マフィア梶田
まんま俺ですわぁ。
うらまる
えっ、そうなんですか？
マフィア梶田
まったく同じですよ。俺も全日制を辞めて通信制に通っているときアニメにハマっていました。
まさしく女版の俺……そうか、これがパラレルワールドか！
うらまる
梶田さんがもう一人の私だったとは（笑）。
マフィア梶田
俺、女だったらコスプレイヤーやってたのかぁ……。
――『あかねさす少女』には多彩なキャラクターが登場しますが、お二人からご覧になって友達になりたいキャラクターはいますか？
うらまる
誰だろう。第1話だけだと1人1人の性格やキャラクターをまだ完全に掴みきれていなくて。
マフィア梶田
そうでもないですよ。第1話だけでも、よく見るとキャラクターの個性の描き方やそれぞれの関係性がちゃんと分かりますよ。
ざっくりと観ていて感じたのは、たとえば主人公の土宮明日架（CV：黒沢ともよ）は明るくおちゃらけたイメージの女の子で、灯中優（CV：Lynn）は真面目な委員長キャラでオカルトは苦手なタイプ。
みあ・シルバーストーン（CV：東山奈央）はおっとりとしたお嬢様で、七瀬奈々（CV：小清水亜美）は世渡り上手なギャルだけど複雑な真意を抱えていそうですね。
森須クロエ（CV：井上麻里奈）はいわゆる天才型というか、自分の世界を大事にするタイプだと思いました。
うらまる
よくそこまで分析できますね、さすがです！！
マフィア梶田
実はこう見えてライターなので（笑）。普段から色々と考えながら観ているんですよ。
……となると、俺の場合、クロエとは気が合いそうなんだよなぁ。
――その理由は？
マフィア梶田
俺は一緒にいる時に別々のことをしていても気まずくならないタイプが好きなんですよ。
この子ってメンバーと喫茶店にいるシーンで、周りの会話も関係なくヘッドフォンを付けてずっと鉱石ラヂオを聴いてるんですよね。あのマイペースさがすごく心地良くていいなあって。
うらまる
ああー、めっちゃ分かります（笑）。 私も同じですね。会話しなくても一緒にいて楽しそう。
うらまるさんがコスプレしたいのはどんなキャラ？
――うらまるさんはコスプレイヤーという視点で見たとき、この5人の中でコスプレしてみたいキャラクターはいましたか？
うらまる
コスプレしたいなって思ったのはみあかなあ。
彼女みたいな大人しそうなお嬢様タイプのキャラクターが好きなんです。両手を前で組んでいる立ちポーズとか、東山さんの声もすごくかわいかったです。
マフィア梶田
やっぱりアニメを観ているときって、「このキャラはコスプレしやすそうだな」とか職業的な見方をしちゃいます？
うらまる
しちゃいますね。特に衣装は細かくチェックしちゃいます。
――コスプレしやすそうなキャラクターって具体的に言うと？
うらまる
基本的には自分が好きなキャラクターやなりたいと思ったキャラクターをやるんですけど、できないというか無理なキャラクターっているじゃないですか。
私の場合は身長が高くないので、ボンキュッボンなナイスバディのお姉さんだと「ちょっとできないな」と遠慮しちゃいます。
だから自分でもできそうで、かつ「衣装がかわいい」とか「髪型がかわいい」っていう部分を見ながら自分に合うor合わないかを考えてますね。
マフィア梶田
この作品だと、JKだから制服を着たキャラクターが多いけど、制服は着てみたいですか？
うらまる
はい！ 制服が好きで、よくやるキャラクターも制服が多いんですよ。
もともとコスプレイヤーとして注目していただくきっかけになったのもセーラー服なので、制服ばっかり着ているかもしれません（笑）。
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――制服のどんなところが好きなんですか？
マフィア梶田
失われた青春を取り戻せるところですよね？
うらまる
そんなこと言わせないでください（笑）。あの……、かわいいところです！
