漫画『GANTZ』の原作者・奥浩哉によるコミックを、『GANTZ』実写化を手がけた佐藤信介監督の手によって“新感覚バーチャルムービー”として実写化した映画『いぬやしき』。この度、4月3日より行われていた「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」にて、本作がインターナショナルコンペディション部門のグランプリにあたる「ゴールデン・レイヴン賞」を受賞した。映画『いぬやしき』の主人公は、人を超越する力を手にいれ、人を救おうと奮闘する冴えない初老の犬屋敷壱郎。演じるのは、16年ぶりの映画主演となる木梨憲武だ。そして犬屋敷と同じ力を手に入れ、人々を傷つけていく高校生・獅子神皓に扮するのは、初の悪役を演じる佐藤健。そのほか、本郷奏多、二階堂ふみ、三吉彩花、濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介ら実力派のキャスト陣が脇を固める。現地時間10日、「ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭」(inベルギー2018年4月3日~4月15日)にて本作が公式上映されると「佐藤信介の新作に惜しみなく三つ星を与える。『アイアムアヒーロー』に続きBIFFF審査員たちをまたも魅了した」と現地で絶賛。そして見事、本作がインターナショナルコンペディション部門のグランプリにあたる、ゴールデン・レイヴン賞を受賞した。佐藤監督は「大変な撮影の連続でスタッフと共に努力してきたので皆が本当に喜んでいます」と胸中を明かし、制作過程を「日本映画としては非常に限られた日数の中で、そして限られた素材を使って工夫しながら、一つ一つのカットを丁寧に全て手仕事で作ったような作品ですので、非常に思い入れのある作品ですし、なかなか普通では出来ないようなシーンを作ることが出来たと思います」と回想。そして「世界には数々のヒーロー映画があると思うのですが、その中でも非常に例を見ないようなユニークな物語と、日本でしか出来ないような雰囲気を持ったヒーロー映画になったと思っています」と仕上がりに自信を覗かせる。自身初の映画祭での受賞となった主演・木梨は「日本での公開前にブリュッセルファンタスティック映画祭でグランプリ獲得とは!スゴいことになってまいりました。チーム『いぬやしき』一同大変喜んでおります。私、CG男優木梨憲武も嬉しい限りでございます」と大喜びの様子。原作者・奥も「日本でしか作れない日本ならではのエンターテイメントが海外で受け入れられて、素直に嬉しいです!おめでとうございます」と祝福のコメントを寄せた。『いぬやしき』は4月20日より全国東宝系にて公開。(C)2018 映画「いぬやしき」製作委員会 (C)奥浩哉/講談社
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