3月6日、イタリア映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』のスペシャル対談付最速上映会が開催された。会場のヒューマントラストシネマ有楽町にはガブリエーレ・マイネッティ監督とマンガ家の永井豪が登壇し、サプライズゲストとして歌手・水木一郎も壇上にあがった。マイネッティ監督は本作が日本で公開されることについて「日本のアニメはほとんど自分たちのものという感覚でいる。私の年代が“スーパーヒーロー”と言って最初に頭に浮かぶのはいわゆる『スーパーマン』とかではなくて、『鋼鉄ジーグ』や『マジンガーZ』をはじめとした日本のロボット・ヒーローでした」とコメント。アニメはアメコミ以上に親しい存在であると語った。またMCが「お腹にグレンダイザーの刺青をしているイタリア人を見た」と話題に出すと、監督は「イタリアでは普通のこと」と笑顔を見せた。日本のアニメカルチャーが親しまれているがゆえに、ごく自然な流れで『鋼鉄ジーグ』がモチーフに選ばれたそうだ。『鋼鉄ジーグ』の原作者である永井は映画を観て「アメリカのヒーローものと違って、莫大な制作費を使ってないんですけども、それにも増して人間味が溢れるような作品で、観終わって最後に嬉しくなる」と絶賛。「『鋼鉄ジーグ』を作ったのは約40年近く前だと思うんですけど、それからイタリアの人たちに浸透していったんだと思うと、すごく感無量です」と感慨深げに語った。トークショー中盤にはアニメの日本版のテーマソング「鋼鉄ジーグのうた」を歌った水木一郎が、緑と黄色の『鋼鉄ジーグ』カラーの花束を持って登壇。映画エンドロールで流れるのバラード版「鋼鉄ジーグのうた」について「本当に泣けた、私もいつか歌いたい」と最後の最後まで見逃せない作品だと観客に語りかける。さらに自分のあだ名が「イタリアーノ」だったという逸話を披露し、イタリアに親和性を感じていることを明かした。上映後には監督によるティーチインも実施され、観客からの質問が途切れることなく、終了後には即席のサイン会が行われるほどの大盛況を見せた。監督の思いが日本の人々に伝わった一夜となった。『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』5月20日より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー(C) 2015 GOON FILMS S.R.L.Licensedby RAI Com S.p.A. ‐Rome, Italy. All rights Reserved.
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