前回第15回は、日本からのコンペインがなく残念な結果となったが、今回は8作品が選ばれた。日本のアニメーションファンや関係者にとってもうれしい結果だ。 水江未来と小野ハナによる『AGE OF OBSCURE』、山村浩二の『サティの「パラード」』、岡崎恵理の『FEED』、平岡政展の『The Eye of the Storm』、冠木佐和子の『MASTER BLASTER』、坂本友介の『ナポリタンの夜』、水尻自子の『幕』、そしてフラン・ブラヴォの『アナザー メモリー』は日本とスペインの共同制作だ。すでに国内外の映画祭、コンテストで活躍している名前が多く、他の映画祭の出品が重なる作品が少なくない。それだけ質の高い選りすぐりの作品と言っていいだろう。