人気声優が絵本を朗読する新番組「きみへ読む絵本」安元洋貴インタビュー | アニメ!アニメ!

人気声優が絵本を朗読する新番組「きみへ読む絵本」安元洋貴インタビュー

新番組「きみへ読む絵本」が11月21日からアニマックスとNOTTVで順次放送される。朗読を担当する声優の一人である安元洋貴さんに、番組や自身の絵本の想いでなどをうかがった。

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アニメ専門チャンネルアニマックスとスマートフォン向け放送局NOTTVが共同企画した新番組「きみへ読む絵本」が11月21日からアニマックスとNOTTVで順次放送される。安元洋貴さん、森川智之さん、岡本信彦さん、3人の人気声優が30分に渡って1冊ずつ絵本を読み聞かせるという番組だ。
番組では“思い出の絵本”“おすすめの絵本”をそれぞれ1冊、さらにこの番組のために制作したオリジナル絵本を朗読する。

今回、「きみへ読む絵本」の朗読を担当するひとりである安元洋貴さんの番組撮影現場へうかがった。安元洋貴さんは「思い出の絵本」に『100万回生きたねこ』、「おすすめの絵本」に『かないくん』をピックアップ、さらに番組オリジナルの『うちゅういちかっこいいももたろう』『ももたろうがかえってこない』を朗読する。
訪れた撮影現場は、朗読にこだわった環境となっていた。撮影は朗読ということで終始静かだったが、カメラが回っていない時は笑いも起こり明るく和気あいあいとした様子だった。
撮影終了後、安元洋貴さんに「きみへ読む絵本」について、さらにご本人の絵本のエピソードなどについて語っていただいた。
[取材・構成=タカロク]

「きみへ読む絵本」
アニマックス:http://www.animax.co.jp/special/ehon
NOTTV:http://tv1.nottv.jp/anime/ehon

―「きみへ読む絵本」の収録が終了して、感想をお聞かせください。

安元洋貴(以下、安元)
ストーリーを楽しむうえで、邪魔がないように最低限の情報を伝えるように注意しました。皆さんが頭の中で絵をつけ、人を作り、動かしてもらうのが楽しいんじゃないかなと思ったんです。

―絵本の物語を伝えるという点で、どういう所に気を付けましたか?

安元
僕の声以外何もない状況で、皆さんに伝えるのは実はとても難儀なことですね。やりすぎて安元という主張が強く入りすぎると、別物になってしまいます。とにかく安元というものを極力減らそうという努力が大変でした。


―朗読している間はずっとカメラを向けられていましたが?

安元
いや、カメラは意識しなかったです。本にしか目がいかなくて、他のものには一切目線がいきませんでした。目を向けると対象物ができてしまって、それが主張になってしまうと思ったので、本にだけ没頭しました。

―安元さんにとって絵本とは?

安元
小さい頃に幼稚園とか図書館とかでずっと読んでいたものですね。やっと活字が読めるようになって、字の意味を考えるようになって…電車の図鑑とか、魚の図鑑とかの次に触れたのが、絵本なんじゃないかなと思います。

―子供の頃に絵本は結構読まれていましたか?

安元
読んでいました。暗いのが好きでしたね。今回選んだ『100万回生きたねこ』もそうですし『風が吹くとき』とか。好きというか、トラウマを与えられた、植え付けられた作品を何回も読み返していましたね。
あと「クラムボンはかぷかぷわらったよ」(宮沢賢治『やまなし』)とか、ちょっと謎が残るやつが好きでした。小さい頃は『ねないこだれだ』が本当に怖かったですね(笑)

―「きみへ読む絵本」はどういう方にお薦めしたいですか?

安元
大人のかたがたですね。小さい頃に絵本を読んで、もう1回読み返してみたら、「あぁそっか、こんなお話だったんだ」っていう再発見にもつながると思います。これを機に、かつて絵本を読んでいた人たちにまた絵本に触れていただければ面白いなと思います。


―「きみへ読む絵本」のように声優さんが活躍する番組が増えていますが、今後、こういう番組をやってみたいというのがあれば教えてください。

安元
いや~、充分やらせていただいております(笑)
散歩系ですかね。(笑)いろんな商店街に行って、おばあちゃんと交流していきたいです。

―「きみへ読む絵本」のオンエアを楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。

安元
とてもチャレンジャブルな作品だったので、僕はとても面白かったです。皆さんにこういうかたちのエンターテインメントもあるんだよ、っていうのが伝われば嬉しいなと思います。

―最後に、アニメ!アニメ!読者へもメッセージをお願いします。

安元
皆さんが応援してくれるからいろんなことが我々もできますし、「きみへ読む絵本」のような番組はもちろん、アニメ、ゲーム、マンガなどの作品が生まれていきます。僕ら自身も楽しんでいますし、一生懸命やっていますので、皆さんも応援してくだされば嬉しいです。これからもよろしくお願いいたします。

―ありがとうございました!


「きみへ読む絵本」
アニマックス:http://www.animax.co.jp/special/ehon
NOTTV:http://tv1.nottv.jp/anime/ehon
《タカロク》
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