東京藝大の公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門」、今年も横浜で開催
東京藝術大学の公開講座「コンテンポラリーアニメーション入門 ~現代短編アニメーションの見取り図~ 2015」の開催が決定した。監督を迎え、アニメーション制作の秘密に迫る。
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このシリーズは、現代のアニメーション作家の作品と人を紹介するものだ。アニメーション制作の秘密に迫っていく。
「コンテンポラリーアニメーション入門」は2009年7月に第1回を開催。世界各国のアニメーション作家を招き、どのような意識で作品を制作しているのか解き明かす公開講座として人気を博している。
今年は2015年8月から10月にかけて全3回、ドイツからアンドレアス・ヒュカーデ監督、中国からレイ・レイ監督、チェン・シー監督を迎える。現代短編アニメーションの第一線で活躍する面々を迎える。
まず8月2日に第19回講座「アンドレアス・ヒュカーデの衝撃」を開催。『僕らは草原に住んでいた』『リング・オブ・ファイヤー』などの代表作を持つドイツのアンドレアス・ヒュカーデ監督のトークに加え、その作品も上映する。
9月26日には第20回講座「最新中国独立系動画1:様々な作家たち」を開催。こちらは中国の若手アニメーション・アーティストであるレイ・レイ監督と、東京藝術大学大学院の専攻教授である山村浩二さんがクロストークを展開。レイ・レイさんの作品をはじめ、中国の多彩な作家の作品も楽しむことができる。
10月17日の第21回講座「最新中国独立系動画2:チェン・シー特集」では、テレビアニメやインディペンデント作品のディレクターを務めるチェン・シー監督と山村浩二さんが登壇する。いずれの公開講座も普段は観る機会の少ない作品が上映される貴重な機会となる。
「コンテンポラリーアニメーション入門」は東京藝術大学 横浜校地 馬車道校舎にて行われる。満席の場合は入場できない場合もあるが、1階ロビーで講座の映像中継が用意される予定だ。
[高橋克則]
「コンテンポラリーアニメーション入門 ~現代短編アニメーションの見取り図~ 2015」
http://animation.geidai.ac.jp/ca/