舞台「AMNESIA」待望の再演、記憶を失くしたヒロインの平行世界の旅が再び始まる | アニメ!アニメ!

舞台「AMNESIA」待望の再演、記憶を失くしたヒロインの平行世界の旅が再び始まる

連載・コラム

ミュージカル「AMNESIA」re:again (C)IF・DF/ ミュージカル「AMNESIA」re:again 製作委員会
  • ミュージカル「AMNESIA」re:again (C)IF・DF/ ミュージカル「AMNESIA」re:again 製作委員会
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高浩美のアニメ×ステージ&
ミュージカル談義
[取材・構成: 高浩美]

■ 「主人公と、それぞれの彼とのお互いの人間関係を深め、ドラマをもっと深く描きます。
公演時間を短くした分、より凝縮した物語をお見せします」


2014年の1月に初めて舞台化された『AMNESIA』が早くも再演。ゲームならではのマルチエンディング。ゲームはどのルートを選択するかで結末は変わる。その“文法”を演劇に取り入れた訳だ。
昨年あたりからそういった手法が出現しているが、“物語が複数ある”というのは演出・脚本を担当する側にとっては難しくもあり、挑戦しがいもあるだろう。演出の吉谷光太郎は初演時を振り返って
「ものづくりにおいて、意識の高いスタッフが集まり、こだわり、キャストもそれに呼応して、本格的なミュージカルになっていった印象でした。やりたいことも多くて、稽古期間が少なく感じていました。楽しいものづくりの結果が、お客様にも、楽しいものづくりの結果が、お客様にも、いい形でお伝えできたと思います」と語る。

1幕もので、ミュージカルならではの手法で音楽やダンスで様々な場面を凝縮させており、印象的な仕上がりであった。とはいえ、制作側は“まだまだ直すところはある”ということなのだろう。再演ではあるが、いろいろ変えるようである。

「マルチエンディングのデュエット曲がオール新曲です。また曲のアレンジも豪華になりました。とてもいい曲に仕上がっています。オープニング、エンディングのパフォーマンスが一新です。また主人公と、それぞれの彼とのお互いの人間関係を深め、ドラマをもっと深く描きます。公演時間を短くした分、より凝縮した物語をお見せします。何より、キャストの意識が高くなっていっているところですね」と語る。
前回も公演時間は長い、という印象はなかったが、さらに短くなるという。それだけ、ドラマ性が高まり、凝縮させるということなのだろう。ゲームの舞台化は見た目もさることながら、その中味を創造するのはたやすくない。2.5次元でも新しいジャンル、まだまだ“発掘”されていない部分もあるだろう。

それに対して「特にアドベンチャーゲームなどは本当感動するくらい膨大なテキストがあって、宝物の山というか、いいエピソードがたくさんあります。それをどう抽出するかは腕の見せ所なのかと思うのですが、2時間のドラマにするのですから、より凝縮している濃密な作品にはなります。また、ゲーム的な要素(今回で言えばマルチエンディング)は演劇的なアプローチではないところなので、新しい表現が生まれる可能性がとても高いと思います。可能性の宝庫なので、どんどん増えていくといいですね」と、『人狼』等のゲームの舞台化を手掛けている演出家ならでは。
とりわけマルチエンディングは“物語はひとつしかない”演劇とは真逆に位置する。が、観客にとっては“この決定をしなかったら物語はどっちに進むのだろうか”といった素朴な疑問に答えられるのがマルチエンディング。今回の再演にも期待が高まる。

ミュージカル「AMNESIA」re:again
(C)IF・DF/ ミュージカル「AMNESIA」re:again 製作委員会
《高浩美》
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