大幅に改訂、ミュージカル「忍たま乱太郎」は全てがパワーアップ | アニメ!アニメ!

大幅に改訂、ミュージカル「忍たま乱太郎」は全てがパワーアップ

高浩美のアニメ×ステージ&ミュージカル談義:大幅に改訂、第5弾のミュージカル『忍たま乱太郎』は全てがパワーアップ、歌、アクション、芝居も面白さ倍増、“新しい再演”!

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(C)ミュージカル「忍たま乱太郎」製作委員会
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高浩美のアニメ×ステージ&
ミュージカル談義
[取材・構成: 高浩美]


大幅に改訂、第5弾のミュージカル『忍たま乱太郎』は全てがパワーアップ、歌、アクション、芝居も面白さ倍増、“新しい再演”!

■ 人気キャラクター、雑渡昆奈門と黄昏甚兵衛、
これが“忍たま”レギュラーキャラにどう絡むか、LIVEエンターテインメントの醍醐味満載


今年初旬の第5弾のミュージカル『忍たま乱太郎』、6月は定番の再演だが、今回の再演は大幅に改訂、初演に近い再演ということだが、制作スタッフの熱い想い故の大幅な改訂、ということだろう。
しかも、この第5弾には従来の忍術学園の面々vsドクタケ城、のお決まりバトルに謎のポジション、タソガレドキ城の天然ボケ城主・黄昏甚兵衛と凄腕忍者・雑渡昆奈門が加わる。

それについて演出の大和田悟史は、
「今までの舞台にも、忍術学園とドクタケのいざこざに絡む“第三の人物”が登場した事はあるのですが、今回登場するのは、一国の城主とその組頭という原作にも描かれている人気キャラクターです。“ある国”が“ある策略”をもって物語に絡んでくるという意味では、過去の舞台に登場した「はぐれ忍者」などのキャラクターとは趣が異なります。この“第三の面々”タソガレドキ城が、どのような形で学園とドクタケのいざこざに関わってくるかは明かせませんが、ただでさえややこしい事態が更に混乱してくることは間違いないでしょう。再演のポイントとしては、初演の脚本を、阪口さんやプロデューサー陣と見直し、群像劇としての面白さを強調する形に再構成した事です。総勢28名のキャラクターが所せましと入り乱れスピーディーに運ばれるストーリーは、見る者を魅了する事でしょう。群像劇の醍醐味としてストーリーの中心となる台詞を喋っているキャスト以外の登場人物にも沢山のドラマを盛り込みました。各キャラクターの動きだけでなく、目線の配り方などにも注目していただくと、より一層お楽しみになれると思います。リニューアルした音楽、ダンスとアクションだけでなく、美術セット、効果音、照明や衣装メイク小道具に至るまですべての様子が、様々なドラマを語っています。それら全てをお楽しみいただけるのは劇場に足を運んでいただいたお客様だけです。LIVEエンターテインメントの醍醐味を、どうぞご体感いただけましたら、キャストスタッフ一同、幸いです。」と語る。

また、『忍ミュ』の面白さとしては、「尼子先生が長い年月をかけて作りあげたあまりに大きな、『落第忍者乱太郎』とそれを基にした『忍たま乱太郎』の世界を、若い俳優とユニークなベテラン勢が、自分たちの力で体現するところだと思います」と言う。

『落第忍者乱太郎』は1986年、『朝日小学生新聞』に掲載され、以来25年間、現在も連載中である。アニメ『忍たま乱太郎』はNHK史上最も長寿の人気アニメとなり、単行本も累計880万部突破、現在55巻目まで発売している。ミュージカルは第1弾は2010年、本格的なアクションミュージカルで好評、その後、シリーズが続くことになる。観客動員数も10万人突破、今回は千秋楽のライブビューイングも決定している。
演出家は続けて「兎に角、お楽しみいただけることを願ってやみません。『落第忍者乱太郎』、『忍たま乱太郎』の世界観を良く知っている方はもちろん、ご存じない方にもお楽しみいただけるように、スタッフキャスト一丸となって稽古を重ね、準備を進めています。どうか沢山の方にご覧いただきたいです」と語ってくれた。
《animeanime》
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