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佐橋俊彦インタビュー:ミュージカル音楽を語る「テニスの王子様」は革命、「薄桜鬼」は凄い実験

佐橋俊彦インタビュー:ミュージカル音楽を語る。ミュージカル『テニスの王子様』は革命、ミュージカル『薄桜鬼』は凄い実験なんです!

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■ 一大旋風を巻き起こしたミュージカル『テニスの王子様』との出会い、“世界中探してもどこにもないもの”

『HUNTER×HUNTER』上演後、しばらくして片岡プロデューサーからあるミュージカルの依頼が来た。
これが一大旋風を巻き起こしたミュージカル『テニスの王子様』(通称:テニミュ)であった。
「男だけのミュージカルって初めてだし、いままで女性が出ないミュージカルってなかったと思う。稽古場に行ったら本当に男だけ! 」
この初演、口コミで評判が伝わり、千秋楽は列が出来るほどの大盛況。その後の“快進撃”は周知の通り。

「すぐに次(の公演)が決まりましたね。熱気を感じまして、不完全ではあったけど、“新しいものが始まった”っていう気はしました。『テニミュ』で注目すべき点は、まずはテニスのラリー、光(ピンスポット照明)を使ってね。これは、もう発明ですよね。しかも音楽とリンクしてテニスを見せて、ね。それから等身大の“こんなコがいたらイイな”っていう……しかも成長していく物語だし。苦労話としては三ツ矢(雄二)さんの歌詞が毎回、大変です(笑)。ぶっ飛んだ言葉を入れようとしてる、たぶん、ね。♪知ってるかい? You know♪とか(笑)毎回、格闘しています(笑)『テニミュ』ってもはやひとつのブランドになりましたよね。2.5次元、海外に持ってくとしたら、向こうの人って音楽そのものを聴いているけど、日本は歌詞を聴いている場合が多い。でも『テニミュ』には可能性がある。これは世界中探してもどこにもないものだし、革命的で演出も斬新だし、イケるんじゃないかな~と思いますね。音楽面ではもっとブラッシュ・アップした方がいいと思っていますが」
《animeanime》
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